愛知県常滑市内の小学生218人の見学受け入れ
2日目の午前に愛知県常滑市内の小学生218人の見学を受け入れました。
「楽しい」や「ロボットが速い」などと口々にしていました。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
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2日目の午前に愛知県常滑市内の小学生218人の見学を受け入れました。
「楽しい」や「ロボットが速い」などと口々にしていました。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
トーヨーエイテック(C-61)はチャックタイプの立形内面研削盤「TVG-15CA」を展示している。
「これを見るために、一直線にわが社のブースを目指してくる地元の大手自動車メーカーの技術者も多い」――。そう話すのはエスアンドエフ(D-31)の白岡佳寿美社長。スイスの搬送装置メーカー、グーデルの製品をアピールする。グーデル製搬送装置は、高品質な既製ユニットで自動化システムを組める点が大きな魅力だ。
松本機械工業(D-22)は、自社開発のロボットシステム「Smart Terrace(スマートテラス) AIO-16」を出展した。
空圧機器メーカーのSMC(C-23)は、フィンガーチェンジ機能を持つエアチャック「MHF2-X7076A」と「JMHZ2-X7300」を出展する。特徴はロボットハンドの爪部分だけを交換できることだ。オートハンドチェンジャーと比べ、軽量、コンパクトなため可搬質量を大きく損ねることがない。エアチャックの本体側に配線や配管を集約し、ツール交換時の電気接点不良や配管接続の不備でのエア漏れを避けられる。販売促進部販促支援課の谷塚享史主任は「ハンドそのものを交換できるチェンジャーは多いが、爪のみを交換するチェンジャーは珍しいのでは」と話す。MHF2-X7076Aは薄型タイプで、全長を従来品比82%短縮し、質量は同69%以上削減した。JMHZ2-X7300は小型タイプで、手動でも着脱できる。
「知能ロボットコントローラ」などを手掛けるベンチャー企業のMujin(ムジン、B-38)は、ファクトリーオートメーション(FA)向けのシステム2種類を展示する。
1つは、「PickWorker(ピックワーカー)パッケージ ~3DピッキングMujin標準セル~」だ。容器内に無造作に置かれたワークを取り出す「ばら積みピッキング」を簡単に実現する。
もう1つはビジョンシステムと産業用ロボット、無人搬送車(AGV)を組み合わせた「複数品種ディスクローター ハンドカメラ バラ積み整列ロボット」だ。こちらには新製品の1000kg可搬のAGVを使い、工場内物流を意識した展示をする。
また、正面のモニターではプレゼンテーションを実施。自動車部品工場で、加工機械への加工物の供給だけでなく、工場内搬送を完全自動化した事例などを紹介する。魅力的なプレゼンのたびに、多くの人だかりができている。
中西金属工業(C-26)は「デバンする?ロボスクエアの出番です」とのキャッチフレーズで、デバンニングシステム「Robo Square(ロボスクエア)」を展示する。デバンニングとは、トラックなどの荷台から荷物を降ろす作業のこと。自社製の無人搬送車(AGV)に川崎重工業の垂直多関節ロボットを搭載し、伸縮式のローラーコンベヤーを引き連れて移動する。
アイエイアイ(静岡市清水区、石田徹社長:C-58)は同社の電動アクチュエーター「エレシリンダ―」と「ロボシリンダー」と、空圧式のエアシリンダーとを徹転比較。
機械商社の三機(B-40)は、今年5月に取り扱いを始めた中国のShenzhen Yuejiang Technology(深圳市越疆科技)の協働ロボット「DOBOT(ドゥーボット) CR5」を初披露した。
ヤマハ発動機(D-46)は、主力製品のスカラロボットを中心に据えた展示を披露する。その中でも一番の目玉展示はスカラロボットとリニアコンベアモジュール「LCMR200」を組み合わせたデモだ。LCMR200は最高速度が毎秒2500mmと従来のコンベヤーよりも速く、前後両方向に動けるのが強みだ。ロボティクス事業部営業統括部FA営業部の高橋彬さんは「スカラロボットと組み合わせることでワーク(加工対象物)を高速でピッキング、搬送できる」と話す。