
1台のコボッタで3つのデモ/カサイ製作所
自動車用スイッチメーカーのカサイ製作所(B-22)は、「ラボラトリーオートメーション」「自動検査システム」「自動搬送システム」の3つのデモシステムを出展した。
生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン
REAL TIME REPORTING
自動車用スイッチメーカーのカサイ製作所(B-22)は、「ラボラトリーオートメーション」「自動検査システム」「自動搬送システム」の3つのデモシステムを出展した。
ABB(C-46)は、ロボットの豊富なラインアップを誇るが、今回は展示を協働ロボットに絞った。双腕の協働ロボット「YuMi(ユーミー)」や垂直多関節型の協働ロボット「GoFa(ゴーファ)」を展示した。
担当者は「安全性のために、協働ロボットを低速で動かすユーザーが多い。しかし、シミュレーションなどでリスクアセスメント(リスクの確認や評価、対処)をすると、安全な場所を確保できる。その箇所では、より高速で生産性の高い作業ができる」と話す。
背面のパネルなども使い、同社の動作シミュレーションソフト「RobotStudio(ロボットスタジオ)」などもアピールする。
デンソーウェーブ(B-44)は、全15台のロボットを使って計9つのアプリケーション(応用事例)のデモを実施している。
本展では名古屋鉄道と協力して、キャンペーンを実施しています。
中部国際空港駅まで名鉄を使い、本展にお越し頂いた方の先着1000人に特製のハンドタオルをプレゼントします。
会場に入って正面のメインモニュメント横で受け付けております。
皆さまのご来場をお待ちしております。
東京エレクトロンデバイス(C-43)でこれがもらえる!
「ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2022」に出展するのは、ロボット関連企業ばかりではない。広い意味で自動化や省力化を提案する企業もPRに努める。大手ツーリング(切削工具の保持具)メーカーの大昭和精機(D-58)は、同社が提案する工具管理や段取り(加工の準備作業)を自動化および省力化するソリューションを一堂に集めて出展する。
芝浦機械(D-64)は、新開発の双腕ロボットを参考出展した。
双腕ロボットは、「両手」で大型のワークを安定して持ち上げられる。対象物に接するロボットハンドを小型にでき、対象物の変形やひずみを防げる。また「頭部」にはカメラを搭載し、対象物の認識や外観検査にも使える。
展示では、もう1台の垂直多関節ロボットと連携して、自動車のバンパーを持ち上げて外見検査をするデモをしている。
会場では、常設のカフェテリアだけでなく、Eホールに食事エリアを設けております。
食事エリアや屋外にはキッチンカーが出展し、作りたての温かい食事を提供しております。
ご来場の際には、是非ご利用ください。
台湾のハイウィン(C-20)は自社のロボットや周辺機器で自動化や省力化をアピールするが、今回展ではズバリ「短納期」を前面に打ち出した。
FUJI(C-09)は6軸多関節ロボットを使ったプラズマ表面改質システムのデモを出展する。プラズマをワークの表面に照射することで、表面の汚れがなくなり親水化する。接着剤や塗料が表面にいきわたりやすくなり、接着力や塗料の食い付きを高めることができる。担当者は「自動車部品メーカーからの引き合いが多いが、半導体部品の接着やカテーテルのコーティングなど幅広い用途で活用できる」と話す。