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3つの変化に対応する最新提案/安川電機

 安川電機(D-47)は、「工程」「生産量」「品種」の3つの変化に対応する最新提案を披露する。中小型の垂直多関節ロボットや無人搬送車(AGV)を駆使し、パズルのピースを組み合わせるようにイラストを完成させる。3つのセルでそれぞれ異なるイラストの完成を目指すが、ロボット同士がそれぞれの進ちょくを共有し、必要に応じて他セルのロボットが応援にかけつけることも。

 この展示は同社のソリューションコンセプト「i³(アイキューブ)メカトロニクス」の概念を具体化したものだ。一見しただけでは難しく感じるかもしれないが、一度理解できればいろいろな可能性を感じられる、意義深い展示だ。同社スタッフに声を掛ければ詳しく解説してもらえる。

 なお、展示に使用するロボットやAGVの台数は出展者の中でも最大級で、大きな人だかりができることが多い。デモの所要時間は15分ほどで、45分もしくは1時間ごとに実施されるため、見にくい場合は無理せず次のデモを待つのがおすすめだ。

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