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自動化で良品を作り続ける/ユアサ商事

 工作機械を使った金属加工の自動化が進む。しかし、加工トラブルの突発で良品を作り続けるのが難しいことも多い。そこで、加工トラブルを抑止しながらの自動化を提案するのが、ユアサ商事(B46)だ。

 ツガミのマシニングセンタ「VA4」や自社開発の加工物取り出し用ロボット「ロボコンボ」を組み合わせた。さらに、各種センサーを駆使して、加工トラブルを事前に検知し、停止や修正をする。また、加工状態を保つため、加工液の保全機器も合わせて提案する。

 開発を率いるユアサ商事の金山久樹市場開発部長は「単に工作機械とロボットを提案するのでなく、『加工条件の安定』もないと完全な自動化はできない。今は理想の8割まで達成した」と、さらなる高みを目指す。

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