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「協働ロボ×デジタル段取り」で生産性向上へ/ヤマザキマザック

 ヤマザキマザック(C-69)は協働ロボット自動化セル「Ez LOADER(イージーローダー)シリーズ」を出展した。
 イージーローダーの特徴は3つの「簡単」にある。煩雑なティーチング(動作を覚えさせること)が不要で簡単に運用できる他、ケーブルをつなぐだけで同社製の工作機械と接続できるため移設も簡単だ。さらに、専用のソフトウエアを使って簡単に動作プログラムを作成できるため、カスタマイズにも柔軟に対応できる。立形マシニングセンタ「VCN-460」やCNC旋盤「QTE-200M SG」と組み合わせて展示し、それぞれのシステムでデモを実施している。

 また、小間ではイージーローダーだけではなく、事務所などのパソコン上で段取りを済ませる「デジタル段取り」のソリューションもPRしている。堀部和也上席執行役員は「協働ロボットとデジタル技術の両方を生かして段取りを効率化し、生産性向上につなげてほしい」と狙いを語る。

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