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自社で構築したシステムを紹介/三井物産マシンテック

 機械商社の三井物産マシンテック(B-17)は、ファナックの小型切削加工機「ロボドリル」と協働ロボット「CRXシリーズ」を連結させた自動化システムなどを展示している。イーサネットケーブル一本で加工機とロボットを簡単に接続できる機能「QSSR ON-SITE(オンサイト)」などを生かし、自社でシステムを構築した。CRXシリーズが歯車部品の脱着や、歯車同士のかみ合わせの確認作業を担う。
 また、ファナックの12kg可搬のスカラロボット「SR-12iA」を使い、電気自動車のバッテリー部品を高速で搬送するデモも実施している。

 廣木達朗取締役常務執行役員は「同業他社と差別化を図るため、自動化ソリューションに力を入れている。今回のデモも予想以上に反響が大きい」と手応えを語る。

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