生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

6種類のデモで一歩踏み込んだ提案を/ユニバーサルロボット

 デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(C-58)は、段ボール箱を積み上げるパレタイジングをはじめ、TIG(ティグ)溶接やバリ取り、ねじ締めなどの6種類のアプリケーション(応用的な使い方)を展示している。
 中でも注目を集めたのは、米国のカンブリアンの3次元(D)ビジョンシステムを使ったばら積みピッキングのアプリケーションだ。一般的な3Dビジョンシステムでは同系統の色を識別するのは難しいが、同社はロボットに取り付けた2つの3Dビジョンシステムを駆使し、白色のボウルに乱雑に積まれた異なる長さの白色の部品を認識してピッキングするデモを実施している。

 日本支社の西部慎一テクニカル・サポート・マネージャーは「自動車業界などの来場者に向け、一歩踏み込んだ協働ロボットの使い方を提案したい」と語る。

TOP