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特集・トピックス

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ベンチャーの最新搬送ロボに脚光/国際物流総合展

10月13日~15日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイト青海展示棟で物流関連の専門展「国際物流総合展 第2回INNOVATION EXPO(イノベーションエキスポ)」が開かれた。会場内にはロボット・自動化関連の製品が多数展示され、特にベンチャー企業の無人搬送車(AGV)や自律移動型搬送ロボット(AMR)が大きな注目を集めた。

独自コンセプトの生産ラインを公開/日産自動車

日産自動車は10月8日、同社の自動車生産のコンセプトである「ニッサン・インテリジェント・ファクトリー」を導入した栃木工場の生産ラインを初公開した。同コンセプトは①未来のクルマを作る技術②匠の技で育つロボット③人とロボットの共生④ゼロエミッション化(製造現場から出る廃棄物をなくす取り組み)生産システム――を柱とする。

特売品積み付けを自動化するパッケージを販売開始/Mujin

Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は10月6日、特売品積み付け作業を自動化する「MujinRobot(ムジンロボット)特売品積み付けパッケージ」の販売を開始した。同パッケージは、知能ロボット「ムジンロボットパレタイザー」、無人搬送車(AGV)、倉庫制御システム(WCS)で構成される。

[特集MECT2021 vol.2]最新のロボット展示が目白押し

「メカトロテックジャパン(MECT)2021」は工作機械がメインの展示会だが、ロボット関連の出展も多い。主催者による特設展示ゾーンでは川崎重工業や安川電機、デンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)などが最先端のロボットシステムを展示。ファナックなどのロボットメーカーや、ロボットの周辺機器を製造するメーカー、ロボット関連の製品を扱う商社も多数出展する。

簡単操作のシステムで作業効率向上/NEC

NECは10月1日、タブレットの画面上で運びたい物を指定するだけで、物の位置情報がロボットに伝わるユーザーインターフェース(UI)を開発したと発表した。このUIに、同社独自の人工知能(AI)「目標指向タスクプランニング」を組み合わせることで、初心者でも複数のロボットを同時に遠隔操作してピック・アンド・プレース作業ができるようになる。目標指向タスクプランニングは、作業目標を指示するだけで、ティーチング(動作を覚えさせること)なしで「指定した物を指定のトレーに運ぶ」といった作業を自動で実行するAI。

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