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特集・トピックス

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リニアコンベアを提案の核に/ヤマハ発動機 江頭綾子ロボティクス事業部長 インタビュー

「2024年以降、ロボットや自動化システムの需要はこれまで以上に高まる」とヤマハ発動機ロボティクス事業部長の江頭綾子執行役員は語る。その時を見据え、同社はロボットなどを組み立てる浜松ロボティクス事業所の大幅拡張を急ぐ。高いシェアを誇るスカラロボットに加え、垂直多関節ロボットや直交ロボットなどさまざまな産業用ロボットをラインアップするが、「提案の核となるのは、リニアコンベア」と江頭事業部長は語る。その戦略とはいかなるものか、江頭事業部長に話を聞いた。

新社長に小川昌寛専務が昇格/安川電機

安川電機は12月23日、次期社長にロボット事業部長の小川昌寛代表取締役専務執行役員が内定したと発表した。就任予定日は2023年3月1日。小笠原浩会長兼社長は、代表権のある会長に専念する。小川新社長は、従来小笠原会長兼社長が兼任してきた人づくり推進担当、ICT戦略担当も引き継ぎ、新たに技術開発本部長も兼任する。

店舗内のカゴ車自動搬送の実証実験を開始/FUJI

ロボットや電子部品実装機、工作機械を製造、販売するFUJIは12月20日、カゴ車の自動搬送ソリューションを開発したと発表した。店舗内での商品運搬用で、タグが張り付けられたカゴ車を搬送ロボットが自動で認識し、陳列棚まで搬送する。カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長兼最高経営責任者)の一部ホームセンター店舗内で実証実験を行い、機能性の確認などを進めている。

協働ロボットをテーマに20回目のWG/愛知県

愛知県の「あいちロボット産業クラスター推進協議会」は12月15日、同県一宮市で「第20回製造・物流等分野ロボット導入実証ワーキンググループ(WG)」を開催した。今回のテーマは協働ロボット。地元愛知県に本社を構えるロボットメーカー、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)、ロボットユーザーが講師として登壇し、それぞれの立場から協働ロボットの特徴や導入のポイントなどを紹介した。

ヨドバシカメラの倉庫ピッキングにSkypodが採用/EXOTEC NIHON

フランスの物流ロボットベンチャー企業の日本法人、EXOTEC NIHON(エグゾテック・ニホン、東京都港区、立脇竜社長)は12月6日、大手家電量販店のヨドバシカメラとパートナーシップ契約を締結したと発表した。ヨドバシカメラの複数の倉庫のピッキング作業を、エグゾテックの「Skypod(スカイポッド)システム」が担う。「このパートナーシップによって、われわれは日本を足掛かりの一つとしてグローバル展開をさらに加速させる」とフランス・エグゾテック本社のロマン・ムラン最高経営責任者(CEO)は言う。

中小企業向けに自動化相談の場を提供/けいはんなロボット技術フォーラム

「けいはんなロボット技術フォーラム」が12月1日と2日に、けいはんなオープンイノベーションセンター(京都府精華町)で開催された。中小企業向けにロボット導入や自動化を提案する展示会として、ロボットメーカーや周辺機器メーカーなど22社が出展。関西の中小企業を中心に大手企業も含む約800人が来場した。専門知識がなくても使いやすいシステムなどが展示され、「じっくり話を聞いてもらえてよかった」と話す来場者もいた。会期中に具体的な引き合いが生まれるなど、出展者からも好評だった。

三菱重工と自動ピッキングソリューションの共同実証を開始/キリングループ

大手飲料メーカーのキリングループと物流機器メーカーの三菱ロジスネクストは、三菱重工業が運営する横浜市中区の「Yokohama Hardtech Hub(ヨコハマ・ハードテック・ハブ)」内の実証施設「LogiQ X Lab(ロジックス・ラボ)」で、飲料倉庫への自動ピッキングソリューション導入に関する共同実証を開始した。

[特別リポートJIMTOF2022 vol.4] 進化するアプリケーション

11月8日~13日の6日間、都内の東京ビッグサイトで工作機械展「第31回日本国際工作機械見本市(JIMTOF=ジムトフ2022)」が開かれた。同展はビッグサイト全館を使用する国内最大の工作機械展で、会期中に重複なしで11万4158人、重複ありで14万1948人が来場した。特別リポートJIMTOF2022のvol.1~3で紹介した他にも、会場ではさまざまなロボットシステムが展示された。

キヤノンが画像処理ソフト発売でFAに挑む

キヤノンは、新たなビジネスモデルとしてFA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)関連のソリューション提案を加速させている。今年9月、画像処理ソフトウエア「Vision Edition(ビジョンエディション)2」を発売。従来製品よりも処理能力を上げ、他社製のカメラにも対応した。新製品をきっかけに、画像や映像を軸に据えた「設備やロボットの目」の提案を強化する。

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