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安川電機

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[ショールーム探訪vol.14]協働ロボットを体験してもらう場/IDECファクトリーソリューションズ

ロボットダイジェストの記者が、読者に代わってショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。14回目は、協働ロボットに特化したシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のIDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)が昨年4月に移転拡張した「協調安全ロボットテクニカルセンター」を紹介する。「協働ロボットを体験してもらう場」との位置付けで、ショールームにはさまざまなメーカーの協働ロボットが展示されている。

マスク外し、新社長とともに入社式/安川電機

安川電機は4月3日、北九州市の本社講堂で入社式を行った。新入社員は政府方針に基づきマスク着用を任意とし、同社役員はマスクを外して入社式に臨んだ。今年度入社したのは、昨年度より3人多い95人。うち男性は77人、女性は18人で、大学および大学院卒が63人を占めた。昨年度に引き続きオンラインでの選考だったため、新入社員がそろって顔を合わせるのは入社式が初となった。

[ロボットが活躍する現場vol.24]設備老朽化から執念でロボット化/丸栄

丸栄(広島市中区、立木陽子社長)は、広島名物のかきの養殖に欠かせない道具を製造する。その道具とは、直径2mmの小さな穴を開けたほたての貝殻。穴に針金を通して海中に沈めておくと、生まれたばかりのかきが貝殻の上で育つ。同社は年間2億枚もの貝殻を加工し、国内の多くの養殖業者に供給している。その生産能力を支えるのが、総勢8ライン24台のパラレルリンクロボットだ。「ロボット化以前は設備の老朽化により生産性が低下していた。何とか生産量を確保しなければならないとの執念でロボット化した」と立木大専務は語る。

検査と物流の自動化提案が花盛り。新技術も続々

東京都江東区の東京ビッグサイトで1月25日~27日、「ファクトリー・イノベーション・ウイーク」などロボット関連の展示会が同時開催された。来場者の注目を集めたのは、検査工程や物流の自動化だ。従来よりも作業内容が複雑で高度な用途の提案が目立った。また、新技術の展示も多く、近未来を感じさせる提案に来場者は足を止めた。

業界6団体のトップが一堂に!「今後のFA業界」テーマに熱い議論

「ロボットダイジェスト」を運営するニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、樋口八郎社長)は1月12日、名古屋市内で年始イベント「2023FA業界新年賀詞交歓会」を開催した。ファクトリーオートメーション(FA、工場の自動化)業界の関係者ら686人が参加した。目玉は、「どうなる今後のFA業界」と題して実施された新春トップインタビュー。日本ロボット工業会などFA関連業界の6団体の会長や副会長が登壇し、今年の業界見通しや重点施策を熱く議論した。トップインタビューの司会は、ニュースダイジェスト社の樋口社長が務めた。

[活躍するロボジョvol.15]アニメ好きが高じて設計の道へ/安川電機 青島知美さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第15回は、大手ロボットメーカーの安川電機でロボットアームの設計をする青島知美さんを紹介する。「ロボットアームには、高速、高精度、低コストが求められます。相反する条件を満たす必要があるのが難しい」と話す青島さん。一方、「自分が開発に携わったロボットがお客さまの現場で活躍していると聞くのは、やっぱり嬉しいですよね」と笑う。「いつか、ロボット単体だけでなく、システム全体を設計してみたい。それが将来の目標です」と言う。

新社長に小川昌寛専務が昇格/安川電機

安川電機は12月23日、次期社長にロボット事業部長の小川昌寛代表取締役専務執行役員が内定したと発表した。就任予定日は2023年3月1日。小笠原浩会長兼社長は、代表権のある会長に専念する。小川新社長は、従来小笠原会長兼社長が兼任してきた人づくり推進担当、ICT戦略担当も引き継ぎ、新たに技術開発本部長も兼任する。

熟練作業者の動き・力加減を直接ロボットに教え込む/安川電機

安川電機は11月15日、実演教示パッケージ「MOTOMAN-Craft(モートマンクラフト)」を発売した。人の動きや力加減をセンシングする専用デバイスを使い、熟練を要する複雑な動作や微妙な力加減を数値化。プログラムを自動生成し、ロボットでその動作を再現する。研磨などの自動化に最適で、加工対象物(ワーク)の位置のずれにより押し付け力が変わってしまう場合は、ロボットシステムが作業を繰り返す中で学習し、自動で力加減を調整する。

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