[特集FOOMA JAPAN2021 ]会場で見つけた注目のロボットシステム
・アジア最大級の食品機械展、ついに開幕
・初日は4361人が来場! ロボットシステムなど一堂に
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・アジア最大級の食品機械展、ついに開幕
・初日は4361人が来場! ロボットシステムなど一堂に
緊急事態宣言の解除予定日の翌日、6月1日から4日間、愛知県常滑市のアイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)でアジア最大級の食品機械の展示会「FOOMA JAPAN(国際食品工業展)2021」が開催される。同展は今回で44回目を迎えるが、愛知県で開催するのは初めてだ。会場の全館となる約6万㎡を使用し、「発想力が食の未来を変えていく。」をテーマに食品機械の最新技術や製品、サービスを提案する。ここでは、展示会概要や展示分野、新型コロナウイルス感染症の防止対策などの情報をまとめて紹介する。
THKは5月20日、サービスロボット「SEED-Noid-Mover(シード・ノイド・ムーバー)」が、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区、丸岡亨社長)主催の「ExTorch Open Innovation Program(エクストーチ・オープン・イノベーション・プログラム)」のパートナーに選ばれたと発表した。
デンマークの大手協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は5月18日、上位機種「eシリーズ」の「UR10e」の可搬質量を25%向上させ12.5kgに拡大したと発表した。
工作機器メーカーの共立精機(宇都宮市、岡島英昭社長)は5月19日、切削工具の刃径の測定や工具の交換、搬送を自動化したツールプリセットシステム「HP-6040V-FA」を開発したと発表した。工具の段取り替え(セッティング変更作業)の全工程を自動化できる。
川崎重工業は5月20日、関西国際空港の出発ターミナル入り口に自動PCR検査ロボットシステムを設置したと発表した。
FOOMA JAPAN(国際食品工業展)を主催する日本食品機械工業会(日食工)は、農産物や畜産物、水産物を加工し、多種多様な食品、飲料、調味料などを製造するための食品機械メーカーの団体だ。海内栄一会長は新型コロナウイルス禍中で「食品の将来像が変わりつつある」と話す。コロナ禍で2020年展が中止となったが、6月1日にアイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場、愛知県常滑市)で開幕するFOOMA JAPAN 2021に向け「2年分の進歩が見られる。大きく変化する今だからこそ、展示会に足を運んでほしい」と意気込む
vol.1 融合する食品機械とロボット
vol.2 2年分の進歩を披露、今こそ展示会を見てほしい/日本食品機械工業会 海内栄一 会長
慶応義塾大学発のベンチャー企業モーションリブ(川崎市幸区、溝口貴弘最高経営責任者)は5月20日、同大学のハプティクス研究センター、東洋鋼鈑(東京都品川区、田辺敏幸社長)と共同で、薄鋼板の製造工程の一部の自動化に成功したと発表した。
碧海信用金庫(愛知県安城市、山内正幸理事長)は6月25日午後1時から、ウェブ会議システムを使った中堅企業、中小企業向けのセミナー「生産効率化や人手不足の解決を目指す産業用ロボット導入支援セミナー」を開催する。