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2024.05.07

高速で使いやすいロボット用ビジョンシステムを開発/ニコン

 ニコンは5月7日、産業用ロボット向けのビジョンシステムを開発したと発表した。ロボットアームの先端付近に取り付けて使用する。
 2Dと3Dを組み合わせた独自のアルゴリズム(データ処理手順)や、カメラで長年培った技術の応用により、素早くワーク(対象物)を認識。ばら積みピッキングなどの作業を効率的にできる。視野内に認識できるワークがなくなった場合は角度や位置を変えて撮影し、取り残しなくワークをピッキングする。
 把持する位置の設定や動作経路の生成などを自動化することで事前の設定作業を簡易化し、設定作業に要する時間を大幅に短縮した。

カメラと制御用パソコンでシステムを

 コンベヤーや無人搬送車(AGV)を動かしたまま、その上のワークを認識して追従するビジョントラッキングにも対応する。リアルタイムで認識したワークに対し作業ができるため、搬送機器との同期も必要ない。

 視野範囲の異なる3機種をラインアップし、今年秋の発売を予定する。7月に愛知県で開催されるロボット・自動化システムの展示会「ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024」で同製品のデモを展示する。
 

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