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2023.12.22

イベント

中部大学が「ロボット」テーマにフォーラムを開催

 中部大学は12月14日、愛知県春日井市の春日井キャンパスで「第27回中部大学テクノフェイスフォーラム」を開いた。リアルとウェブのハイブリッド開催で、リアル会場には工作機械やFA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)機器メーカーなどから約35人が参加した。竹内芳美理事長兼学長は「これまでは加工系の講演が多かったが、今回は趣向を変えて『ロボット』をテーマに据えた」とあいさつした。

 フォーラムには金沢大学の浅川直紀教授、デンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)FAシステムエンジニアリング部の澤田洋祐部長、大学改革支援・学位授与機構の光石衛理事の3氏が登壇し、ロボット関連の最新の研究成果やソリューションについて発表した。
 浅川教授は、自由鍛造(ハンマーで金属板材を叩いて目的の形状を成形する加工技術)と呼ばれる工法を活用し、ハンマリングユニットを搭載した垂直多関節ロボットとCAD/CAMソフトウエアで立体的な形状を成形する研究などを紹介した。

 澤田部長は「デンソーウェーブが考える協働ロボットの在り方」と題し、11月末に開催された「2023国際ロボット展(iREX2023)」で展示した各種ソリューションの事例を交えながら、昨年発売した新型協働ロボット「COBOTTA PRO(コボッタプロ)」の特徴を解説した。「従来の協働ロボットの課題を解消するため、高生産性と安全性の両立を図った」と開発の狙いを語った。

 光石理事はロボットを活用した眼科手術の自動化の事例や現在開発中の遠隔解剖ロボットの事例に加え、手術ロボットの将来的な技術展望なども詳しく解説し、参加者の関心を集めた。

(ロボットダイジェスト編集部 桑崎厚史)

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