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2020.08.06

可搬350kgの、薄型・軽量ツールチェンジャーを発売/ニッタ

 ニッタは8月1日、ロボットアームの先端に取り付けるツールの交換を自動化するオートマチック・ツール・チェンジャー(ATC)「NITTAOMEGA(ニッタオメガ)」シリーズに、可搬質量350kgの「タイプXM」を追加した。可搬質量250kgの「タイプM」の上位機種にあたる。

 従来製品の「XC300」に比べ可搬質量を50kg向上させた一方、厚みは約45%削減した。ロボットやツールに取り付けるためのプレートも不要で、全体では約30%軽くなった。
 同社によると、自動車の製造工程では、構成部品の大型化などで搬送物が重くなる一方、ロボットの性能が向上し、動作が高速化しているという。そのため、ATCにもより重い物への対応と、小型・軽量化が求められていた。

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