[活躍するロボジョvol.33]ニーズに合った製品を提供したい/ニッセイ 木下春香さん
ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第33回は、ニッセイで減速機「UXiMO(アクシモ)」シリーズの「中実タイプ」の開発に携わった木下春香さんを紹介する。今年4月、入社以来6年間にわたり開発に力を注いできた中実タイプがついに発売された。「製品カタログが出来上がった時に、自分が手掛けた製品が世の中に発表されるんだと実感が湧いた」と話す。今後は中実タイプの性能改善や特注品への対応の他、中実タイプを応用した新製品の開発などにも取り組む。
組み図の作成から顧客対応まで
一人では無理だった
中実タイプの開発には少人数のチームで挑んだ。さまざまな困難があったが、チームメンバーの存在に支えられたという。木下さんは「チームのみんなが頑張っていたから私も頑張れたし、難しい課題も解決しようと思えました。一人では無理でした」と振り返る。