いつか、あなたの街にも?! キャラバンカー、発進/シュンク・ジャパン
ロボットハンドのメーカー、シュンク・ジャパン(東京都品川区、谷本昌信社長)はこのほど、製品やブランドのアピールのためにキャラバンカーを制作した。6月下旬から運用を始める。移動式のショールームであるキャラバンカーで、各種展示会やセミナーなどのイベントに出向く。また、営業先にキャラバンカーで駆け付けて、顧客との対話から課題を探り、実演しながら解決法を提案する。谷本社長は「地方での営業力を強化したい」と意気込む。
日本法人10周年を機に
シュンク・ジャパンはドイツに本社を置くロボットや工作機械の周辺機器メーカー、シュンクの日本法人。シュンクは対象物を「しっかりつかむ」製品に特化しており、ロボット用のハンドや関連機器と、工作機械用のクランプ装置 (被加工物や切削工具の把持用器具)で事業を展開する。 シュンク・ジャパンは今年1月、設立10周年を迎えた。その記念と、営業力の強化や認知度向上を目的に、定員10人の小型バスをベースにしたキャラバンカーを作った。投資金額は非公表で、まずは来年5月まで1年間のリース契約で運用する。反響を見て、それ以降も継続するか否かや、運用方法を決める。