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高校生の挑戦始まる! 競技会のキックオフ講習会を開催/愛知県

愛知県は4月16日、「第1回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(略称:高校生ロボットSIリーグ)」のキックオフ講習会を名古屋市中村区の「ダイドーロボット館」で開催した。今年12月に開かれる高校生ロボットSIリーグの成果披露イベントに向けた最初の活動で、参加チームの高校生はこれから約8カ月かけて競技課題に挑戦する。

[注目製品PickUp! Vol.41]メカ式でツール交換がシンプルに/イマオコーポレーション「SMARTSHIFT ロボットシステム」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、イマオコーポレーション(岐阜県関市、今尾任城社長)が取り扱う協働ロボット向けのツールチェンジャー「SMARTSHIFT ロボットシステム」を紹介する。協働ロボットの動きだけでエンドエフェクターを交換できるメカ式のロック機構を採用したのが特徴だ。エアや電気が不要なため、シンプルで導入しやすい。

多関節ロボットによるプレス間搬送を高速化/アマダプレスシステム

アマダプレスシステム(神奈川県伊勢原市、堀江喜美雄社長)は4月12日、多関節ロボットプレスラインシステム「ARPAS(アルパス)」を発売した。複数のプレス機と多関節ロボットで構成される生産ラインでは、従来はプレス機のスライドが上がりきった後にロボットで加工対象物(ワーク)を搬送していた。アルパスでは、プレス機とロボットを協調制御し、動作をオーバーラップさせながらワークを搬送することで、生産のタクトタイムを短縮した。

[気鋭のロボット研究者vol.24] 思いつきをやってみる【前編】/近畿大学 柴田瑞穂准教授

近畿大学の柴田瑞穂准教授は、ロボットに関して「やればできそうだが、まだ誰も本格的に実験したことのない手法」を、まじめに評価、検討する。ロボットの外装を樹脂に置き換えるとどうなるのか。センサーや電気回路を真空パックするとどうなるのか。「思いついたことをやってみるのは、研究のフィールドではとても重要」と話す。

販売拡大へ向けトレーニング施設や協業体制拡充/プレミアエンジニアリング

プレミアエンジニアリング(千葉県船橋市、松本大亮社長)は、協働ロボットメーカーの台湾テックマンロボットの代理店の一つだ。正規代理店としては後発だが、実はテックマンとの関係は国内のどの代理店よりも古いという。同社は今年3月、本社併設で関東初となるテックマン公認トレーニングセンターを開設した。「他にも多様な企業と協業してさまざまな取り組みを進めており、販売拡大を一気に加速させたい」と松本社長は語る。

協働ロボットで麺ゆでの自動化を提案/富士工業所、プレミアエンジニアリング

富士工業所(東京都荒川区、渡辺恭介社長)とプレミアエンジニアリング(千葉県船橋市、松本大亮社長)は4月上旬、ロボットを使った自動麺ゆでシステムの共同提案を始めた。富士工業所はゆで麺機など厨房機器のメーカーで、プレミアエンジニアリングは台湾の協働ロボットメーカー、テックマンロボットの一次代理店。

安川電機の売上高が過去最高。今年度も増収増益予想

安川電機は4月8日、北九州市八幡西区にある本社で会見を開き、2022年2月期の決算を発表した。売上高は過去最高の4790億円を記録した。同社は国際財務報告基準(IFRS)を採用しており、21年度の売上高に当たる売上収益は前年同期比22.9%増の4790億8200万円を記録。19年2月期の4746億円を上回り、過去最高となった。また、営業利益は同94.5%増の528億6000万円で増収増益だった。

宇宙作業用ロボットアーム・ハンド開発を継続受託/アストロスケール

人工衛星を開発・製造するアストロスケール(東京都墨田区、小山貴義社長)は4月4日、経済産業省から「令和3年度補正宇宙開発利用推進研究開発(宇宙船外汎用作業ロボットアーム・ハンド技術開発)」を受託したと発表した。昨年受託した「令和2年度補正宇宙開発利用推進研究開発」からの継続受託となる。

エンジニアリング会社を譲受、世界をリードするラインビルダーに/日本共創プラットフォーム

日本共創プラットフォーム(JPiX、東京都千代田区、冨山和彦社長)は4月1日、享栄エンジニアリングの事業を譲受したと発表した。JPiXの100%子会社として新会社テルミックス(岡山県総社市、沼田俊介社長)を設立し、テルミックスが享栄エンジニアリングを吸収分割することで事業を引き継ぐ。同日からテルミックスとして事業を開始した。

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