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「2024年問題」を見据えた提案続々/第4回関西物流展

大阪市住之江区のインテックス大阪で4月12日から14日までの3日間、「第4回関西物流展」が開催された。物流業界は、喫緊の課題である「2024年問題」や人手不足に頭を悩ませる企業が多い。2024年を間近に控えた今回展では、労働者の肉体的負荷や労働時間を減らせるよう、物流現場の省力化や省人化を推進する製品やソリューションを披露する企業が目立った。

自動搬送装置の常設展示施設を開設/ワイエムジー

ワイエムジー(愛知県豊橋市、山本祐一郎社長)は4月25日、自動搬送装置の常設展示場「キャリアパーク」を開設したと発表した。
同社は、門型の自動搬送装置ガントリーローダーやロボットシステムなどを設計・製造する企業。キャリアパークではガントリーローダーや、パレット(荷役台)に箱を積むパレタイザー、ピッキングロボットなどさまざまなシステムを展示する。立体通路などを設置し、各種装置を横だけでなく上からなどさまざまな角度から見ることができる。

1-3月の産ロボ受注額は18.9%減少、生産額は0.3%増加/日本ロボット工業会

日本ロボット工業会(JARA)は4月27日、2023年1-3月期の会員企業による産業用ロボットの受注額や生産額を発表した。受注額は前年同期比18.9%減の2082億円と数字を大きく減らし、2四半期連続で前年同期比減となった。生産額は同0.3%増の2168億円と10四半期連続で前年同期比増となったものの、横ばいだった。

独立して一般社団化、日本ロボットシステムインテグレータ協会設立へ/FA・ロボットシステムインテグレータ協会

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の団体FA・ロボットシステムインテグレータ協会は4月21日、都内で通常総会を開催し、一般社団法人に移行することを決定した。新団体の名称は日本ロボットシステムインテグレータ協会。

中国の協働ロボ・卓上ロボメーカーDOBOTが日本法人を設立/DOBOT JAPAN

中国の深センに本社を置くロボットメーカーDOBOT(ドゥーボット)が日本法人DOBOT JAPAN(ドゥーボットジャパン、東京都港区、ロウ・ジュリン代表)を設立した。東名阪に事務所とサービス担当者を置き、日本での販売拡大を図る。DOBOT創業者のジェリー・リュウ最高経営責任者(CEO)は「私たちは日本市場に根付き、日本のあらゆる業界のお客さまにより迅速な製品導入やサービスなどを提供することを目指して努力していく」と述べた。

[注目製品PickUp! vol.51]コスパやサービスを武器に拡販/ハイウィン「RAシリーズ」

編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、台湾のハイウィン(日本法人:神戸市西区、林育志代表取締役副社長)の産業用ロボットから、6軸垂直多関節ロボット「RAシリーズ」をピックアップした。同社はもともと各種モーターやボールねじ、直動案内機器(リニアガイド)などを開発、製造する機械部品メーカーであり、自社製品を組み合わせてロボットを開発することで、高いコストパフォーマンスを実現した。周辺機器にも自社製品を活用でき、ロボットシステムの概念検証まで引き受けるなど、事業領域の広さとサービス力を武器にロボット導入を提案する。

[SIerを訪ねてvol.33]ソフト視点で自律化を提案/ソフィックス

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。今回は、ハードウエア技術に強みを持つSIerとは異なり、ソフトウエア技術を中心としたSIerとして「スマートSIer」を自称するソフィックス(横浜市港北区、直井貴史社長)を紹介する。柔軟で動的な「自律化」したロボットシステムの構築に、ソフト視点でアプローチしている。

第2回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会開催/愛知県

「第2回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」が12月9日と10日の2日間、愛知県常滑市の展示会場「アイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)」で開催される。同競技会は、2021年度に愛知県で開催したロボットの国際大会「ロボカップ・アジア・パシフィック2021あいち」や「ワールド・ロボット・サミット2020」の継承事業である「高校生ロボットSIリーグ」の集大成となるイベントとして昨年開かれた。第1回大会に愛知県内の工科高校や栃木県内の工業高校の計10チームが参加した。

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