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エプソンはさまざまなソリューションで生産現場の難題解決を共に目指す Vol.3

エプソンは『省・小・精』の技術を起点に、常に新たな価値創造へ取り組み、顧客の期待に応えることに挑戦し続けている。その1つとして「生産現場の革新」にも注力する。生産現場での働き手の不足や熟練工の減少、消費者ニーズの多様化などさまざまな顧客の課題がある。それに対してエプソンは総力を挙げて全ての技術を結集させ、顧客と共に課題解決に取り組む。近年、外観検査も自動化したいとのニーズが高まる。省人化に加え、データで判断することで検査品質の安定にもつながる。傷などの検査は自動化が進んでいるが、微妙な色の違いや色ムラは判別できず、色検査は自動化が難しい。この常識を覆すソリューションをエプソンは提案する。

半導体向け好調で通期見通しを上方修正/ダイフク

ダイフクは2月9日、2023年3月期の第3四半期決算説明会をオンラインで開催した。第3四半期までの連結累計期間では、受注高は前年同期比35.9%増の5998億円で、売上高は同17.9%増の4356億円と同期間の過去最高を更新した。業種別受注高は、半導体メーカーの設備投資が旺盛なエレクトロニクス分野が、受注額全体の36.7%を占める2399億円を記録した。第3四半期単体では、受注高は同14.7%増の1997億円で、売上高は同25.3%増の1579億円。また、エレクトロニクス分野で旺盛な需要が続いていることから、通期の業績見通しについて受注高は7100億円から7200億円に、売上高は5800億円から5900億円に上方修正した。

ハイオスの電動ドライバーがUR+認証取得/ユニバーサルロボット

デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は2月7日、ハイオス(東京都墨田区、戸津勝行社長)の電動ドライバーがUR公認の周辺機器「UR+(プラス)」の認証を取得したと発表した。日本発のUR認証取得は12社・17製品目。「URのロボットは力覚センサーを標準搭載し、適切な力で押し付けながらのねじ締めが可能。UR+の電動ドライバーと、URロボットのねじ締めテンプレート(ひな形)を使うことで、ねじ締めを簡単に自動化できる」とUR日本支社の山根代表は言う。

職人の手作業をロボットに/光機械製作所

工具研削盤メーカーの光機械製作所(津市、西岡慶子社長)は、ロボットや画像処理ソフトウエアなどを駆使した自動化システムの開発に力を入れている。システム構築をワンストップで請け負える強みを生かし、職人の手作業からロボットへの置き換えを提案する。その取り組みの一環で、昨年2月には産業用カッターの刃付けを自動化するロボットシステムを産業用カッターメーカーに納入した。

検査と物流の自動化提案が花盛り。新技術も続々

東京都江東区の東京ビッグサイトで1月25日~27日、「ファクトリー・イノベーション・ウイーク」などロボット関連の展示会が同時開催された。来場者の注目を集めたのは、検査工程や物流の自動化だ。従来よりも作業内容が複雑で高度な用途の提案が目立った。また、新技術の展示も多く、近未来を感じさせる提案に来場者は足を止めた。

若年層にロボットの魅力を伝えるイベント開催/FA・ロボットシステムインテグレータ協会

FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は1月27日と28日の2日間、大阪市北区にある大阪工業大学梅田キャンパスで、高校生や大学生など若年層を対象とする二つのイベントを開催した。27、28日には主に大学生向けに、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のビジネスを紹介する展示会「RIX(リックス) in 大阪工業大学 2023」を開催。28日には全国の高校生や高等専門学校生(高専生)がロボット活用のアイデアを競う「2022年度ロボットアイデア甲子園 全国大会」を開催し、時折雪がちらつく天候ながら、熱のこもったプレゼンテーションが繰り広げられた。

「人材育成」で業界貢献へ、教育事業に乗り出す/バイナス

製造業向けのマニュアル制作などを手掛けるCDSグループ傘下で、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のバイナス(愛知県稲沢市、渡辺亙<とおる>社長)が教育事業に乗り出した。「階層別」「エンジニア向け」「資格・修了証向け」に分けてカリキュラムを用意し、今年から本格的に講習をスタートさせる。

ロボット走行軸にも最適、重量物の搬送装置をパッケージで販売/三共製作所

三共製作所(東京都北区、小川広海会長兼社長)は1月25日、重量物を高精度に搬送する「LinerDrive(ライナードライブ)」を発売した。独自のカム技術を応用した直進駆動機構「ライナーユニット」や直動ガイド、サーボモーター、コントローラーをパッケージ化しており、システムの設計時間を大幅に短縮できるのが特徴だ。」を発売した。

社内ベンチャーを発足、アセントロボと提携し事業化を加速/ブリヂストン(ソフトロボティクスベンチャーズ)

ブリヂストンは2月1日、社内ベンチャーとして今年1月に発足したソフトロボティクスベンチャーズ(音山哲一最高経営責任者<CEO>)を紹介するイベント「ブリヂストン・ソフトロボティクス・デー」を都内の自社施設で開催した。同日にはブリヂストンとアセントロボティクス(東京都渋谷区、久夛良木健CEO)の資本業務提携も発表し、「ソフトロボティクス事業のベースは共創。協業により新たな価値を生み出していきたい」と音山CEOは述べた。

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