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[ロボへの道も一歩からCase.1-②]ベテラン斉藤さん現わる!/サンエース編

この連載「ロボへの道も一歩から」では、産業用ロボットを初めて導入しようとする会社に記者が訪問、その課程で起きた出来事や苦労などを紹介する。何度も足を運び、ロボットの導入までを追いかける。まだ進行中の計画を取材するため、記者自身、何が起こるのか分からない。

7―9月の産ロボ受注額は0.6%増加も、不安定な市況続く/日本ロボット工業会

日本ロボット工業会(会長・小笠原浩安川電機社長)は10月23日、今年7-9月期の会員企業による産業用ロボットの受注額や出荷額を発表した。受注額は1716億円で前年同期比0.6%増。2四半期ぶりに増加した。出荷額は同10.4%減の1577億円となった。そのうち輸出は同3.2%減の1179億円。中国は同7.3%増の582億円で、好調だった18年同期と同水準まで回復した。また全世界で半導体向けは昨年末からの堅調さが継続する。一方、溶接用では欧米向けが大きく減少し全体の数字に影響した。新型コロナウイルス感染症や米国と中国などによる貿易摩擦による不安定な状況が続いており、用途や国ごとに強弱が混在した状況だった。

中小企業のロボット導入のポイントをセミナーで/FA・ロボットシステムインテグレータ協会

ロボットのシステム構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の業界団体、FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は10月19日、ウェブセミナー「中小企業におけるロボット導入事例紹介セミナー」を開催した。SIerの会員企業や公的機関の関係者など約150人が視聴した。

セミナー&見学会を開催、中小製造業のロボ導入支援/中小機構近畿本部

中小企業基盤整備機構(中小機構)近畿本部は10月19日、中小製造業へのロボット導入支援を始めると発表した。ロボット導入のためのセミナーや見学会、個別助言を実施する。熟練作業者の勘やコツをデジタル制御で再現するロボット導入をきっかけに、デジタル技術やデータの活用で事業を変革するデジタル・トランスフォーメーション(DX)の実現を目指す。

生産性3割向上! AGVで組み立て中の機械を搬送/DMG森精機

大手工作機械メーカーのDMG森精機は10月19日、欧州最大の生産拠点であるドイツ・フロンテン工場内に「monoBLOCK(モノブロック)エクセレンスファクトリー」を新設し、稼働を開始したと発表した。5軸制御マシニングセンタ「モノブロックシリーズ」などを製造する工場で、広さは約4000㎡。自動化・デジタル化のモデル工場として、最新鋭のシステムを多数導入した。

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