
鉄道工事人型ロボット重機を特別展示/JR西日本など
JR西日本は9月19日~10月2日、京都鉄道博物館や人機一体(滋賀県草津市、金岡克弥社長)、日本信号とともに多機能鉄道重機「零式人機ver.2.0」を特別展示する。これは鉄道工事車両と人型ロボットを組み合わせた重機で、展示場所は京都鉄道博物館の本館1階「車両のしくみ/車両工場」エリア。
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JR西日本は9月19日~10月2日、京都鉄道博物館や人機一体(滋賀県草津市、金岡克弥社長)、日本信号とともに多機能鉄道重機「零式人機ver.2.0」を特別展示する。これは鉄道工事車両と人型ロボットを組み合わせた重機で、展示場所は京都鉄道博物館の本館1階「車両のしくみ/車両工場」エリア。
産業用ロボットを導入した現場を紹介する連載企画「ロボットが活躍する現場」も20回目を迎えた。今回は、精密樹脂部品の射出成形を担う三琇(さんしゅう)プレシジョン(愛知県高浜市、岡本巌社長)を取り上げる。協働ロボットをいち早く導入し、さまざまな工程で検証しながら自社の生産現場に合った活用方法を探ってきた。模索を続けた末、成形品を入れる箱の交換作業に協働ロボットを適用できると考え、半年ほど前に実証実験を始めた。
アールティ(東京都千代田区、中川友紀子社長)は8月23日、ugo(東京都千代田区、松井健最高経営責任者)と販売代理店契約を締結したと発表した。大学や高等専門学校などのアカデミック向けに、アバターロボット「ugo(ユーゴ―)」を販売する。
スマートフォンの製造などで知られる中国シャオミは8月11日、同社初の人型ロボット「CyberOne(サイバーワン)」を発表した。昨年発表した4足歩行ロボット「CyberDog(サイバードッグ)」に続くサイバーシリーズの製品で、身長は177cm、体重は52kg。上半身だけでなく下半身も人型で、2本の足で歩行する。21の動作軸を備え、人間の動作をそのまま模倣できる。片手で1.5kgまでの重量を支えることが可能。人間のジェスチャーを認識でき、人の音声なども認識できる。
ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のiCOM技研(兵庫県小野市、山口知彦社長)は8月、ティーチングレス協働ロボットシステムの試作開発を開始したと発表した。ビジョンセンサーからの情報をフィードバックすることで、細かく教示作業(ティーチング)をしなくてもロボットを使えるようにする。
ノルウェーのロボット自動倉庫メーカー、オートストアの日本法人のオートストアシステム(東京都中央区、鴨弘司社長)は8月25日、「ウェアハウスの未来を創造する ~あっと驚くロボットウェアハウスの短時間設計~」と題したウェブセミナーを開催した。
産業機械商社のアルテックは8月23日、自律走行型搬送ロボット「MagicPorter(マジックポーター)シリーズ」を発売したと発表した。車両のサイズや形状などは顧客の要望に合わせてカスタマイズし、最小90cm幅の狭小通路も走行できる。自律走行ナビゲーションシステムは、同社が商社として取り扱うスイスBlueBotics(ブルーボティックス)の「ANT」を搭載する。車両本体の開発から運用、操作トレーニング、アフターサポートまでアルテックがトータルで提供する。
チトセロボティクス(東京都文京区、西田亮介社長)は8月23日、厨房でのトレイ洗浄などを自動で行うロボットシステム「crewboトレイsystem(クルーボ・トレイ・システム)」の実機展示を開始したと発表した。場所は、業務用食器洗浄機などを扱うホバート・ジャパン(東京都品川区、三木商吉社長)の舞浜センター。
ユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は8月23日、エヌテック(徳島県鳴門市、京谷忠幸社長)とPLANSEED(プランシード、岐阜県岐南町、細野晃社長)を「認定SIer」として公認したと発表した。
矢野経済研究所(東京都中野区、水越孝社長)は8月17日、無人搬送車(AGV)・自律移動型搬送ロボット(AMR)の国内市場の調査結果を発表した。同調査によると、メーカーの出荷ベースでの市場規模は、2020年度が7055台(前年度比6.7%減)、161億5000万円(同14.2%減)。