2026.03.03
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[活躍するロボジョvol.42]文学部から製造業に飛び込む!/森合精機 蒔野五聖さん

洗浄機や油圧機器を開発、製造する森合精機(兵庫県明石市、森合政輝社長)の装置事業部マーケティング課に所属する蒔野五聖さんは、ロボット洗浄機をはじめとしたさまざまな製品のPRを担当する。大学時代は文学部に在籍しており、一見ロボット業界と縁が薄いように思えるが、その時の学びが働く上での糧になっているという。

(斉藤拓哉:ロボットダイジェスト編集部

製品の魅力を端的に伝える

 森合精機の蒔野さんは、マーケティング課に所属する。新製品を紹介するパンフレットのデザインや製品の紹介文、紹介動画の作成、展示会でのプレゼンテーション、メールの送付といった製品のさまざまな販売促進活動に取り組む。

 「営業社員がお客さまに製品を提案する際に、私が作成したパンフレットを使ってもらえるとやりがいを感じます」と蒔野さんは言う。

 直近では6軸垂直多関節ロボットを搭載した洗浄機「MSRW-200」のパンフレット製作を担当した。同製品は対象物(ワーク)の洗浄や乾燥などこれまで複数の機械が必要だった工程を1台に集約できるのが特徴だ。「パンフレットを手にした人にMSRW-200の魅力が端的に伝わるよう、『3台の仕事、1台で完結』とのキャッチコピーを考え、目立つように配置しました」と話す。

 蒔野さんは森合精機に入社後、産業用ロボットと関わりを持つようになった。「工場でロボット洗浄機の組み立て工程を見てロボットに興味が湧き、その後にファナックのティーチング(教示)講習を受ける機会がありました。思い通りにロボットを動かせた時には大きな達成感がありましたね」と話す。

パンフレットデザインを製作したロボット洗浄機「MRSW-200」と共に
ティーチペンダントを操作してMRSW-200の動作デモを見せてくれた

真面目な仕事ぶりを評価

現在は生産管理とパンフレットの製作などの販促活動を兼務する

 蒔野さんの業務を管轄する装置事業部の森合稔事業部長は、蒔野さんについて「真面目な性格で今のところ完璧な働きぶりを見せている。新入社員にはジョブローテーションでさまざまな業務をまず経験してもらうが、入社当時の蒔野さんはどの業務も達成率が高かった」と絶賛する。

 入社当初は生産管理や部品の見積もりを担当していた。昨年新設されたマーケティング課に設立と同時に配属され、現在はマーケティング課に属しながらも、生産管理の仕事を兼務で続けている。「まず製品の図面を理解できるようにならないと、生産管理や部品の見積もりはできません。過去の会議資料を読み返したり、先輩社員へ質問したり独学を重ねることで図面を読めるようになりました」と振り返る。

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