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2023.09.13

FA展示会で新型ロボットを初公開/三菱電機

三菱電機は8月30日と31日、兵庫県尼崎市の西日本メカトロソリューションセンターで「FAプライベートフェア2023 in 関西」を開催。2日間で約560人が来場した。3Dシミュレーターや人工知能などを活用して生産性向上を図るFA向けの各種ソフトウエアの他、自動化や省人化に貢献する産業用ロボットも展示した。

リーチ長はクラス最大級の1504mm

ロボットの新製品にも関心が集まった

 初日の午前から多くの来場者でにぎわった「FAプライベートフェア2023 in 関西」。
 ロボット関連では、「MELFA(メルファ) CRシリーズ」に新たにラインアップされる可搬質量12kgのモデルを初公開した。参考展示で、価格や発売時期は未定。
 クラス最大級となる1504mmのリーチ長が特徴で、広範囲での作業が可能。産業用ロボットでは内蔵バッテリーを電源として原点データなどを保存するのが一般的だが、モーターのエンコーダーにバックアップすることでバッテリーが不要になった。バッテリーの定期交換の費用や手間を省き、原点データの消失リスクを低減する。
 フラッグシップの「FRシリーズ」に比べコストパフォーマンスに優れるのがCRシリーズだが、新製品だけあって既存のFRシリーズに搭載されていない新機能も盛り込まれる予定だ。

ロボットをキャラバンカーに

キャラバンカーの存在もPR

 また、ロボットシステムをPRするキャラバンカーを紹介。
 説明員は「ロボットを導入していただくには、お客さまの社内向けのプレゼンが必要になることも多い。キャラバンカーを活用してもらえたら」と話した。

「お客さまの課題解決に少しでも役立てば」と水嶋一哉部長

 展示会の開催を主導したFAシステム事業本部のFAデジタルエンジニアリング推進部は今年4月に立ち上がった新部署で、ソフトウエア中心の商材を取り扱う。
 水嶋一哉部長は「新部署は開発サイクルを早めてニーズに素早く応えるため、開発から販売まで一体化した。プライベートフェアは実際に製品に触れていただける貴重な機会で、最新のソリューションをご紹介しながら、お客さまのご意見にも耳を傾けたい」と語った。

(ロボットダイジェスト編集部 松川裕希)

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