ロボットの普及拡大を図る「全国ロボット・地域連携ネットワーク」が発足
6月30日に都内で全国ロボット・地域連携ネットワーク(略称=RINGプロジェクト)の設立総会が開かれ、同団体が設立された。ロボットの導入促進を目的とするネットワークで、地方自治体や全国各地のロボット導入支援機関・団体などが加盟する。
現在は地域ごとに行われているロボットの導入支援の知見を共有し、取り組みを全国に広げることでロボットの普及を目指す。まずはロボット導入を検討する企業にヒアリングをしてシステムの構想を作成する「自動化コーディネーター」の育成を図り、その他の取り組みは今後検討を重ねて具体化していく方針だ。
同会の事務局はロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会の中に置き、幹事会の主査は東洋大学の松元明弘教授が務める。現在の会員は地方自治体や各地域の団体だが、9月中旬からは企業会員の募集も開始する計画だ。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)