2022.05.30 ミシン目入りの箱にも対応、横からも吸着する真空グリッパー/シュマルツ Tweet ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は5月23日、パレタイジング・デパレタイジング向け真空グリッパーシステムを開発したと発表した。 真空グリッパーシステムの構成例 上面だけでなく、オプションで最大2つの側面からも箱を吸着する。近年は上面にミシン目の入った段ボール箱や、ホットメルト式接着剤で封緘(ふうかん)した段ボール箱が多く、上面からのみ吸着すると、箱が破損する恐れがある。同製品は側面からも吸着することで負荷を分散し、破損の恐れがある箱も安定搬送できる。 関連記事:[国際ロボット展 特別リポートvol.16]アームの先にはこれを装着/トライエンジニアリング、シュマルツ、北川鉄工所、クリエイティブテクノロジー、アサ電子工業 関連記事:協働ロボットの真空グリッパーと機械式グリッパーを付け替え/シュマルツ 関連記事:移動式の真空バランサーを発売/シュマルツ