[ロボットが活躍する現場vol.55]熟練のノウハウを生かして塗装を自動化/オークマ工塗
反対ムードが一変
社内がロボットの導入に対して好意的に思わない状況下だったが、大熊社長は自動化を進めることが会社の未来につながることを確信し、ロボットの導入に踏み切った。
ロボットの導入後は塗装担当者や営業社員などロボットに懐疑的だった社員もメリットを実感し、その後はさらなる自動化を図ってロボットを2台増設した。
塗装の自動化が順調に進んでいるため、今後はロボットのさらなる増設を検討しているかを尋ねたところ意外な答えが返ってきた。
「今のところロボットの増設は考えていない。例えば金属加工なら素材を用意すればリピート発注がある部品を発注が来る前に先回りして加工できるが、塗装は顧客から対象物(ワーク)が送られてこないことには身動きが取れない」と大熊社長。「塗装は案件数が不安定なこともあり、ロボットを増設しても持て余してしまう可能性がある」と言う。体制は整ったため、今後は導入したロボットをフル活用していく。

