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名古屋市にショールーム、目玉は狭い空間で共同作業する3台のロボ/ネクスティエレクトロニクス

豊田通商グループのエレクトロニクス商社、ネクスティエレクトロニクス(東京都港区、柿原安博社長)が自動化ソリューションの提案に力を入れている。その一環で、今年5月には名古屋市中区にショールームを設立した。ショールームの一番の目玉は、緊密に配置された3台のロボットがぶつからずに共同作業するデモシステムだ。狭い空間で3台ものロボットが干渉(接触、衝突)せずに稼働できる理由とは――?

ドイツのロボット展に見る最新自動化提案【後編】/automatica 2023

欧州最大の産業用ロボット展「automatica(オートマティカ) 2023」(メッセミュンヘン主催)が6月27日から30日までの4日間、ドイツのミュンヘン市にあるメッセミュンヘン展示場で開催された。日本以上に深刻な人手不足と賃金上昇に悩む欧州産業界。その需要に応えるべく、欧州や日本のロボットメーカーが最新技術を提案した。後編では日系メーカーや周辺機器メーカーからの提案をリポートする。

食品向けロボットが注目集める!【その1】/FOOMA JAPAN2023

日本食品機械工業会は6月6日~9日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN(フーマジャパン)2023」を開催した。東1~8ホールをすべて使い、出展社数は969社と過去最大規模での開催となった。10万6104人が来場し、新型コロナウイルス禍前と変わらないにぎわいを見せた。ロボット関連の展示が特に集中したのが東7・8ホールで、大手ロボットメーカーも複数出展した。

協働ロボットをテーマに20回目のWG/愛知県

愛知県の「あいちロボット産業クラスター推進協議会」は12月15日、同県一宮市で「第20回製造・物流等分野ロボット導入実証ワーキンググループ(WG)」を開催した。今回のテーマは協働ロボット。地元愛知県に本社を構えるロボットメーカー、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)、ロボットユーザーが講師として登壇し、それぞれの立場から協働ロボットの特徴や導入のポイントなどを紹介した。

大手ロボットメーカー幹部が未来を語る【後編】/RTJ2022「スペシャルセッション」

ロボット業界のフロントランナーが顔をそろえたスペシャルセッションは来場者の関心が高く、立ち見客も多くいた。登壇者自身にとっても業界の動向を知る機会であり、他の登壇者の発言時にメモを取る様子も見られた。「これからのロボットの使い方」とのメインテーマに基づく3つのお題のうち、後編では「ロボットの活用領域は広がる?」と「未来に向けたロードマップ」について、登壇者それぞれの主張を要約して紹介する。

大手ロボットメーカー幹部が未来を語る【前編】/RTJ2022「スペシャルセッション」

3日間で合計4万1880人の来場者を集めた「ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2022」。会場では連日、そこかしこで製品や技術がPRされたが、とりわけ多くの来場者の関心を集めたのが、会期初日の6月30日に開催された主催者企画「スペシャルセッション」だ。ファナックや安川電機、デンソーウェーブ、ABBの大手ロボットメーカー4社の幹部が参加。「これからのロボットの使い方」をメインテーマに、それぞれのロボットメーカーが思い描く未来像を語った。

ロボは食品の運搬にとどまらず/FOOMA JAPAN 2022

食品機械の専門展「FOOMA JAPAN(フーマジャパン、国際食品工業展)2022」が6月7日に開幕した。10日までの4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれている。食品業界では人手不足などの問題で、産業用ロボットの普及が急速に進む。従来は、食品を加工する専用機への材料投入や工程間を運ぶなどの用途が多かった。しかし、今回展では、単に運搬を担うだけではないロボットが次々に登場した。

認知広げて市場作る! 沖縄にロボット施設/カサイエレック

システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のカサイエレック(愛知県大口町、葛西泉社長)は1月23日、沖縄県糸満市の沖縄事業所内に「OKINAWA Digi-Robo-Labo!(沖縄デジ・ロボ・ラボ)」を開所した。産業用ロボットの特別教育が受講できるだけではなく、協働ロボットなどの性能を実際に体感できる。同社は沖縄県に市場を作るため、今後は沖縄デジ・ロボ・ラボを通じてロボットやデジタル技術の認知を広げる考えだ。

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