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[気鋭のロボット研究者vol.22]ロボットで高精度な穴加工【後編】/岐阜大学 伊藤和晃准教授

力制御の技術を応用したバリ取りロボットシステムの研究に取り組む岐阜大学の伊藤和晃准教授。バリ取りの次に目指すのは、熟練作業者の穴開け作業の自動化だ。アルミニウムの外板に高精度なリベット穴を加工するロボットシステムの実用化に向け、現在はロボットアームの先端に取り付ける「エンドエフェクター」の開発に力を注ぐ。

スピンドル発売でロボ切削に本腰/KEBAジャパン

オーストリアの産業機械向け制御機器メーカーの日本法人、KEBA(ケバ)ジャパン(東京都江東区、村上正和社長)が、切削ロボット市場の開拓に本腰を入れ始めた。ロボットアームの先端に搭載できる切削加工用のスピンドル「LeviSpin(レビスピン)」を国内で発売。加工後の寸法精度±0.01mmを目標に、切削加工の制御技術の研究を進めており、産業用ロボットを使った金属切削加工の精度向上をアピールする。

[注目製品PickUp! vol.19]同業者も驚く特殊構造で、いろんな物を吸着する【後編】/妙徳「バルーンハンドSGBシリーズ」

妙徳(東京都大田区、伊勢幸治社長)は、多種多様な対象物を吸着できる真空式のロボットハンド「バルーンハンドSGBシリーズ」を開発した。約40年間、真空機器に特化してきたノウハウを生かしたという。同社は創業当初、光学機器関連の部品を加工する町工場だった。「下請け仕事ばかりでは将来がない」と一念発起した創業者がさまざまな製品を開発。そのうちの一つが真空発生器「CONVUM(コンバム)」だった。

[注目製品PickUp! vol.19]同業者も驚く特殊構造で、いろんな物を吸着する【前編】/妙徳「バルーンハンドSGBシリーズ」

多種多様な対象物を吸着できる真空式のロボットハンドが、妙徳(東京都大田区、伊勢幸治社長)の「バルーンハンドSGBシリーズ」だ。特殊構造の吸着パッドが対象物に密着する。球面でも箱の角でも不定形物でも、吸着部分の真空を維持できる。当初は食品業界向けに提案したが、展示会などでは幅広い産業から関心が集まる。泉陽一執行役員は「真空発生器の開発から約40年間で培った技術を随所に生かした一品」と胸を張る。

[海外展リポート]ロボットに何をさせる? 欧州の工作機械見本市での提案【前編】/EMOハノーバー2019

欧州国際工作機械見本市「EMO(エモ)ハノーバー2019」が9月16日~21日の6日間、ドイツ・ニーダザクセン州のハノーバー国際見本市会場で開かれた。欧州では人手不足が深刻化しており、自動化や省人化の提案が目立った。工作機械がメインの展示会で、ロボットはどのような作業をしたのか。ロボットの作業内容に焦点を当てる。

[JIMTOF2018速報 vol.1]日本最大の工作機械展でロボット提案に脚光/日本国際工作機械見本市

11月1日から6日までの6日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで、日本最大の工作機械展「第日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」が開かれている。「世界3大工作機械展」の一つに数えられ、国内外の製造業の関係者ら10数万人が来場するビッグイベントだ。ロボットと一体化した工作機械を展示の目玉に打ち出す企業が多く、ロボットシステムを展示したブースには黒山の人だかりができた。注目を集めた展示の一部を、現地からの速報としてお届けする。

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