
[人事]6月に稲葉善治会長が特別顧問に/ファナック
ファナックは4月23日に開催した取締役会で、6月27日に開催予定の第56回定時株主総会に提案する役員人事を決定した。稲葉善治氏は取締役会長を退任し、特別顧問に就任予定。その他の役員は株主総会と総会後の取締役会の決議を経ることを条件に続投を予定する。
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ファナックは4月23日に開催した取締役会で、6月27日に開催予定の第56回定時株主総会に提案する役員人事を決定した。稲葉善治氏は取締役会長を退任し、特別顧問に就任予定。その他の役員は株主総会と総会後の取締役会の決議を経ることを条件に続投を予定する。
ドイツに本社を置く真空機器メーカー、シュマルツの日本法人(横浜市都筑区、小野雅史社長)は4月25日、最大50kgの荷物を片手で搬送できる真空バランサー「ジャンボフレックス」をリニューアルしたと発表した。
富士フイルムビジネスイノベーション(東京都港区、浜直樹社長兼最高経営責任者)は7月1日、「紙さばきロボットシステム Revoria Kamisa (レボリアカミサ)PH12」を発売する。
GROUND(グラウンド、東京都千代田区、宮田啓友社長兼最高経営責任者<CEO>)は4月16日、都内で事業戦略説明会を開催し、今後の事業方針などを説明した。同社は独自の倉庫運用管理システム「GWES(グラウンド・ウェアハウス・エクセキューション・システム)」や自律移動型搬送ロボット(AMR)「PEER(ピア)シリーズ」などを使って倉庫の自動化・デジタル化を手掛ける企業。
ダイヘンは5月1日、協働ロボットの新製品「FD-VC8」を発売する。2023年に発売した「FD-VC4」と比べて2倍の8kg可搬のロボットで、従来よりも重い対象物を扱える他、重量のあるエンドエフェクターも使用しやすくなった。
スイスに本社を置くABBは4月17日、ロボティクス部門を分社化すると株主総会で決定した。ABBロボティクス(仮称)は2026年第2四半期中に独立した上場企業として事業を開始する予定。ABBの株主には、既存の株式保有割合に応じて現物配当としてABBロボティクスの株式が分配される。
安川電機は4月4日、2025年2月期の決算を発表した。売り上げ収益は前期比6.6%減の5376億8200万円、営業利益は同24.3%減の501億5600万円で減収減益となった。下半期の回復が予想を下回り受注が伸びなかったことが要因。26年2月期は、「受注残をベースにした現実的な読み」(小川昌寛社長)に基づき増収増益の見込みを明らかにした。
ミネベアミツミは3月28日、Kailas Robotics(カイラスロボティクス、埼玉県川口市、塩見佳久最高経営責任者)との間で開発協力に関する覚書を締結したと発表した。ミネベアミツミの小型6軸力覚センサーを活用した先進的なロボットアームの開発や、実用化に向けた各種試験などで連携する。
産業用ロボットや搬送ロボットがさまざまな製造現場で活躍し自動化を進めているが、設置スペースや移動経路、作業内容などの課題から、自動化が難しい「空白地帯」が存在する。2足歩行をするヒト型ロボットは階段の昇り降りをしたり狭い通路も通ることができ、人と同じ動きができることからさまざまな作業内容に対応できる可能性を秘めており、自動化の空白を埋めると期待されている。フランスのソフトウエアメーカーのダッソー・システムズが今年2月に米国で開催したイベントで、ヒト型ロボットを手掛ける2社がヒト型ロボットの動向や展望を語った。
日本食品機械工業会(会長・大川原行雄大川原製作所社長)は6月10日~13日の4日間、都内の東京ビッグサイトで世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN(フーマジャパン)2025」を開催する。同展は10万人以上の来場者を集める大規模展で、48回目となる今回展には992社が出展する。