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力覚センサー参入から5年、カスタマイズで差別化狙う/新東工業

鋳造装置メーカーの新東工業が6軸力覚センサーの事業に本格参入してから、今年2月で丸5年が経過した。この5年間で力覚センサー「ZYXer(ジクサー)」の製品ラインアップを広げた他、フレキシブルプリント基板(FPC)の挿入作業などの主要なアプリケーション(使い方)向けのパッケージシステムも開発した。今後は小回りを生かしたカスタマイズ対応で競合との差別化を狙い、さらなる事業拡大を目指す構えだ。

物流業界向け内覧会でデバンニングロボットの高速化をアピール/川崎重工業

川崎重工業は3月12日、神戸市西区にある西神戸工場のロボット第1工場で「最先端の物流業界向けロボットソリューション内覧会」を開催した。特に貨物輸送事業者などを対象に、輸送用コンテナから貨物を取り出すデバンニングロボット「Vambo(バンボ)」の高速化オプションなど物流業界向けの自動化システムを紹介した。

誤仕分け防ぐデジタルツイン技術をPSで提案/伊東電機

モーター内蔵型のローラー「パワーモーラ」を中核としたマテリアルハンドリング(マテハン)機器を製造、販売する伊東電機(兵庫県加西市、伊東徹弥社長)は2月29日と3月1日の2日間、愛知県刈谷市の「刈谷市産業振興センター」でプライベートショー(PS)「id-Fair ~POWER MOLLER 運び方改革展~ in 刈谷」を開催した。2日間で約500人が来場した。

[活躍するロボジョvol.26]顧客の声に応えたい/日本精工 毛紫萱さん

日本精工でロボットやモビリティーの駆動ユニット「アクティブキャスタ」を担当する毛紫萱(モ・シカ)さん。中国出身で、大学院から日本で過ごす。もともと海外志向が強く、人間ができないことを技術で解決することに魅力を感じ、新技術の開発に積極的な日本精工への就職を選んだ。得意ではなかったはずの、人とのコミュニケーションにも、やりがいと楽しさを見いだすようになったと笑う。「顧客の声に応えられるよう、エンジニアとして力をつけたい」と力強く話す。

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