
受注額が大幅回復、生産額は7四半期ぶりに増加/日本ロボット工業会
日本ロボット工業会(JARA、会長・橋本康彦川崎重工業社長兼最高経営責任者)は1月23日、2024年第4四半期(10~12月期)の会員ベースの産業用ロボットの受注額や生産額を発表した。
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日本ロボット工業会(JARA、会長・橋本康彦川崎重工業社長兼最高経営責任者)は1月23日、2024年第4四半期(10~12月期)の会員ベースの産業用ロボットの受注額や生産額を発表した。
ノルウェーに本社を置くオートストアの日本法人、AutoStore System(オートストアシステム、東京都中央区、安高真之マネージングディレクター)は昨年12月17日、ロボット自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」の導入事例見学会を開催した。場所は計測機器メーカー東亜ディーケーケー(東亜DKK)の、埼玉県狭山市にある「狭山インテグレーションセンター(SIC)」。AutoStore Systemの安高マネージングディレクターは「部品の在庫管理の効率化になるため製造業でもオートストアの導入事例は多く、少量多品種生産の現場に役立つ」と語る。
バイナス(愛知県稲沢市、下間篤社長)は今年4月、工業高校をメインターゲットにしたROS2・生成人工知能(AI)のロボット教材を発売する。
世界最大級の産業見本市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)」を主催するドイツメッセは1月16日、ハノーバーメッセ2025の詳細を発表した。会期は3月31日~4月4日で、会場はドイツ・ニーダーザクセン州のハノーバー国際見本市会場。約40カ国から4000社以上が出展する。
ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の団体である日本ロボットシステムインテグレータ協会(会長・久保田和雄三明機工社長)は2月21日、都内の大田区産業プラザPiOで「ロボットFA関連商品説明会」を開催する。今回からテーマを決めて「特設展示コーナー」を設けるなど、企画の充実を図る。同協会の高橋祐紀広報部長にその狙いを聞いた。
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は1月23日、愛知県岡崎市に岡崎事業所をオープンしたと発表した。ショールームやテストエリアを備えた「愛知ロボットイノベーションセンター」を併設する。日本市場を中心に自動化エンジニアリングサービスを提供する子会社Mujin Japan(ムジンジャパン、東京都江東区、荒瀬勇CEO)の拠点で、名古屋市内の名古屋営業所を拡張移転した。
ロボットの遠隔操作用クラウドサービス「Remolink(リモリンク)」を展開するリモートロボティクス(東京都港区、田中宏和社長)は1月22日、遠隔操作業務を社外にアウトソーシング(委託)する機能を開発したと発表した。
日本ロボット工業会(会長・橋本康彦川崎重工業社長兼最高経営責任者)、製造科学技術センター(理事長・加賀邦彦三菱電機代表執行役・専務執行役)、日本ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)の3団体は1月10日、都内ホテルで「2025年ロボット関連3団体新年賀詞交歓会」を開催した。3団体を代表して日本ロボット工業会の橋本会長が登壇し、今年の産業用ロボットについて「受注額は対前年比4.8%増の8700億円を期待するとともに、生産額は同6.1%増の8300億円と見通す」と発表した。
マテリアルハンドリング(マテハン)大手のオークラ輸送機(兵庫県加古川市、大庫良一社長)は、顧客に最新技術を提案する場として本社敷地内に「オークラ本社工場ショールーム」を構える。記者がショールームを訪ねた日は同社製品の導入を検討する顧客向けの内覧会が開催されていた。記者も顧客に混ざり、実際に製品を試したり、間近でロボットが動く様子を目の当たりにしたことで、製品の機能や強みを体感できた。
物流の自動化システムを展示するなら、本物の物流倉庫が一番だ。リアリティーが違う。Phoxter(フォクスター、大阪府豊中市、園田淳一社長)のR&Dセンターは、大阪府茨木市の真新しい物流施設「LOGI’Q(ロジック)南茨木」にある。名前の通り開発拠点だが、本物の物流倉庫の条件でデモンストレーションが見られるショールームでもある。物流施設を所有する東急不動産や通信機器を提供するNTTコミュニケーションズの協力で実現した、地の利を生かしたショールームの様子をお届けする。