
自作のAGVやAMRに組み込めるコントローラーを発売/オリエンタルモーター
オリエンタルモーター(東京都台東区、川人英二社長)は2月28日、自作の無人搬送車(AGV)や自律走行型搬送ロボット(AMR)に組み込めるモバイル・ロボット・コントローラー「MVC01」を発売した。
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オリエンタルモーター(東京都台東区、川人英二社長)は2月28日、自作の無人搬送車(AGV)や自律走行型搬送ロボット(AMR)に組み込めるモバイル・ロボット・コントローラー「MVC01」を発売した。
山善は2月13日、人工知能(AI)を搭載した画像検査装置「EYEbeGENESIS TEXT(アイビージェネシス・テキスト)」と「EYEbeGENESIS premium(アイビージェネシス・プレミアム)」を発売した。アイビージェネシスは、従来よりも少ないデータで効率的に学習できる最新のAIを搭載する。装置メーカーでAI開発も手掛ける三友工業(愛知県小牧市、花木諭一社長)がパートナーとして製品化。山善グループが販売を担い、2025年度に3億円の売り上げを目指す。
遠隔操作ロボットで溶接をする特別授業が2月14日、神戸市立神戸工科高校で実施された。ロボティクスコースの3年生11人が参加。システムインテグレーターの高丸工業(兵庫県西宮市、高丸正社長)が協力し、高丸泰幸専務が講師を務めた。
ドイツのロボットメーカーKUKA(クカ)とフランスのソフトウエアメーカーのダッソー・システムズは2月24日、テキサス州ヒューストンでダッソーシステムズが開催したイベント「3Dエクスペリエンスワールド2025」でパートナーシップを締結したと発表した。KUKAのデジタルエコシステム「mosaixx」にダッソー・システムズがプラットフォームや関連アプリケーションを提供する。
物流・マテハン向けの自動化システムの進化が目覚ましい。中でも近年注目を集めるのが、保管棚と搬送ロボットを組み合わせたロボット自動倉庫システムだ。グローバルで見れば物流センターでの導入が多いが、国内では工場の部品や製品の在庫管理で使われるケースも多い。
1959年の創業以来、機械工具の専門商社として事業を発展してきたこうら(名古屋市熱田区、小浦正喜社長)はロボットハンドの設計、製作に成功したのを機に、2020年に金属プレス加工分野のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業に本格参入した。同社は「“ちょっとした”自動化や省人化」をモットーに掲げ、生産ライン全体ではなくまずは特定の工程から自動化を進めることで、顧客の省人化や生産性向上に貢献する。
Exotec Nihon(エグゾテックニホン、東京都港区、立脇竜社長)は2月7日、ロボット自動倉庫「Skypod(スカイポッド)システム」の新世代モデルを開発したと発表した。保管棚の最下段を搬送ロボットの走行スペースにするなどして入出庫の処理能力を5割、保管能力を3割高めた。「従来の保管・ピッキングだけでなく、その後の梱包や順立て、仕分けなどにも対応する。国内でもスカイポッドシステムの導入件数は増えてきたが、新世代システムにより販売に拍車を掛けたい」と立脇社長は語る。
機械振興協会は2月20日、第59回機械振興賞の表彰式を開催した。ロボット業界からはチトセロボティクス(東京都文京区、西田亮介社長=写真左から2番目)の「校正不要で超高精度制御を実現する産業ロボット制御ソフトの開発」が中小企業庁長官賞に選ばれた。
安川電機が自律ロボットとして開発した「MOTOMAN NEXT(モートマンネクスト)」――。それは一体どんなものなのか、「一言で表すのは難しい」と上席執行役員の岡久学ロボット事業部長は言う。細かい動作プログラミングが不要な教示(ティーチング)レスのロボットで、布のような不定形物も扱える。「そうした説明は正しいが、それはモートマンネクストの一面でしかない」と話す。岡久事業部長に同製品の本質を聞いた。
ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。今回は、自動車や食品などの幅広い産業に向けてファクトリーオートメーション(FA、工場自動化)機器やロボットシステムを設計、製作するヤナギハラメカックス(静岡県吉田町、柳原一清社長)を取材した。近年は危険が伴う現場で働く人のけがを減らしたいとの思いから、地域特有の課題に焦点を当てた自動化システムの開発にも積極的に取り組む。