
[ショールーム探訪vol.20]人や物、コトをつなげる結節点/三井物産マシンテック「Industrial Robot Hub」
工作機械、FA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)システムなどを販売する三井物産マシンテック(東京都港区、片岡健太郎社長)は9月1日、東京都品川区の天王洲アイル駅直結の好立地に、産業用ロボットのショールーム「Industrial Robot Hub(インダストリアル・ロボット・ハブ)」をオープンした。
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工作機械、FA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)システムなどを販売する三井物産マシンテック(東京都港区、片岡健太郎社長)は9月1日、東京都品川区の天王洲アイル駅直結の好立地に、産業用ロボットのショールーム「Industrial Robot Hub(インダストリアル・ロボット・ハブ)」をオープンした。
大手ロボットメーカーの展示情報は国際ロボット展(iREX)の直前特集でも取り上げたが、そこで紹介した他にも注目を集めた新製品・新技術は少なくなかった。展示リポートのvol.14とvol.15では、直前特集でも取り上げた大手ロボットメーカーの展示を改めて見ていく。見どころの多い大手メーカーのブースだけに、事前特集を読んだ人でも、実際にこれら企業のブースに行った人でも、新たな発見があるはずだ。
精密小型モーターメーカーのオリエンタルモーター(東京都台東区、川人英二社長)は12月13日と14日の2日間、東京都千代田区の秋葉原コンベンションホールで「プライベート展示会 オリエンタルモーターフェア2023」を開催した。最も力を入れて提案したのは、同社のモーターなどを使ったロボットの内製化だ。「ロボットの内製化に対する関心は高く、引き合いは増えている。またプライベートショーでなければ見せられない開発中の製品なども展示した」と川人英二社長は話す。
2023国際ロボット展(iREX2023)の開幕直前に公開した記事でも紹介した通り、デンマークに本社を置く協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR)は30kg可搬の協働ロボット「UR30」を今回展の目玉として発表した
ロボットのシステムインテグレーション(SI)に関する基礎知識は、ロボットを導入するユーザー企業の担当者にも必要だ。SIの概要を知ることでシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)と意思疎通がしやすくなり、ロボット導入が成功する確率を飛躍的に高められる。
ワーク(搬送などの対象物)を吸い付けて搬送する真空ハンドや吸着パッドは多様化が進む。ピンポイントなニーズに的確に応える製品を開発することで、市場の掘り起こしを狙う。国際ロボット展リポートvol.12では、各社の展示を通してその最新動向をお伝えする。
中部大学は12月14日、愛知県春日井市の春日井キャンパスで「第27回中部大学テクノフェイスフォーラム」を開いた。リアルとウェブのハイブリッド開催で、リアル会場には工作機械やFA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)機器メーカーなどから約35人が参加した。
2023国際ロボット展(iREX2023)にはメーカーや商社だけでなく、ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)も出展した。
モーター内蔵のローラーコンベヤー「パワーモーラ」など独自のマテリアルハンドリング(マテハン)機器を展開する伊東電機(兵庫県加西市、伊東徹弥社長)。今年10月に大阪で開催したプライベートショー(PS)を皮切りに展示内容を刷新した。
2023国際ロボット展(iREX2023)にはメーカーや商社だけでなく、ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)も出展した。各社とも自社の強みを生かした製品やシステムの提案に力を入れる。