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[ショールーム探訪vol.19]SIerがSIerを育てる/五誠機械産業「九州ロボットセンター」

五誠機械産業(佐賀市、川島晃会長)は、「九州ロボットセンター」を運営する。ショールーム機能に加えて、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の教育施設としても使われるのが大きな特徴だ。小松直博センター長は「リーマンショックによる不況を機に日本の技術者の海外流出が増加した。外部発注などで生産技術部門は縮小し、日本の技術力が下がったように感じる。SIerの技術力向上に少しでも貢献できれば」と語る。

[2023国際ロボット展リポートvol. 1] 多彩なアプリケーションを提案/IAI、スター精機、スギノマシン、ベッコフオートメーション

11月29日~12月2日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで「2023国際ロボット展(iREX2023)」が開かれた。会期中は晴天に恵まれ、産業界の人手不足を背景に、新型コロナウイルス禍前の2019年展を上回る14万8000人超が来場した。

多様なプレーヤーを巻き込み、連携することが鍵になる/経済産業省 石曽根智昭 ロボット政策室長

「多様なプレーヤーにロボット産業に入ってきてもらい、連携することが重要」と経済産業省製造産業局の石曽根智昭ロボット政策室長は話す。産業用ロボットでもサービスロボットでも、ベンチャー企業や人工知能(AI)関連の企業、ソフトウエアメーカー、センサーメーカーなど多様な企業とロボットメーカーが連携することがイノベーションの鍵と指摘する。ロボットを普及させる上でも、各地域の自治体や金融機関、団体などとの連携が重要と話す。

30kg可搬の協働ロボット発売! 高可搬だがコンパクトで軽量/ユニバーサルロボット

デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は11月29日、最大可搬質量30kgの協働ロボット「UR30」を発表し、同日受注を開始した。可搬質量が大きい割にコンパクトかつ軽量なのが特徴で、「狭い場所でも使いやすく、再配置もしやすい。これこそ専業メーカーならではの“協働ロボットの思想”で開発した高可搬の協働ロボット」と山根代表は自信を見せる。

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