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[ショールーム探訪vol.13]実見し、触れて、楽しめる場所/テックシェア「開発センター」

TechShare(テックシェア、東京都江東区、重光貴明社長)は、ロボット事業として中国DOBOT(ドゥーボット)製ロボットの販売などを手掛ける。需要が順調に伸びつつ、新型コロナウイルス禍中の新製品リリースで「見せ方」に悩み、ショールーム兼デモスタジオの「開発センター」を本社近くに開設した。DOBOTの教育用デスクトップ型ロボットや協働ロボットの動きなどを実際に見て、触れることができる。またアプリケーション(応用技術)開発の場でもあるため、開発センターを訪れれば他にも四足歩行ロボットや無人搬送車(AGV)などの動きも体感でき、楽しめるに違いない。

マスク外し、新社長とともに入社式/安川電機

安川電機は4月3日、北九州市の本社講堂で入社式を行った。新入社員は政府方針に基づきマスク着用を任意とし、同社役員はマスクを外して入社式に臨んだ。今年度入社したのは、昨年度より3人多い95人。うち男性は77人、女性は18人で、大学および大学院卒が63人を占めた。昨年度に引き続きオンラインでの選考だったため、新入社員がそろって顔を合わせるのは入社式が初となった。

FOOMA JAPAN、過去最大規模で6月に開催

日本食品機械工業会は6月6日~9日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN(フーマジャパン)2023」を開催する。東展示棟全館を使用し、出展社数は過去最多の953社。出展分野別では「ロボット・IT・IoT・フードテック」が5.5%を占め、食品関連のロボットシステムも多数展示される見通しだ。前回展から開始した「スタートアップゾーン」は30社に拡大し、ベンチャー企業が革新的なアイデアを披露する。

[ショールーム探訪vol.12]モノ売りからコト売りへ/因幡電機産業「ロボットセンターOSAKA」

ロボットダイジェストの記者が、読者に代わりショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第12回は、電設資材商社の因幡電機産業の「ロボットセンターOSAKA(大阪)」を訪れた。同施設は2020年にリニューアルオープンし、来場者の課題解決を提案する場として展示内容を一新した。自動化システムの導入を検討する人にとり、さまざまな問題の解決方法を学べるショールームだ。

新倉庫が稼働、少量多品種に対応し「必要なものを必要なだけ」/花王

花王はスキンケア・ヘアケア製品を中心に多品種を生産する豊橋工場に新倉庫を建設し、3月31日に運用を開始した。パレタイズ/デパレタイズロボットや無人搬送車(AGV)などを活用し、入庫から出庫までの完全自動化を実現した。少量多品種に柔軟に対応可能で、商品を必要なタイミングで必要量だけ出荷することで、環境負荷の低減を図る。

【スペシャルインタビュー】経済安保法は「攻め」 強い産業さらに伸ばす/経済産業省 産業機械課 安田 篤 課長 

昨年12月、工作機械や産業用ロボットを含む11の特定重要物資が定められた。昨年5月に成立した「経済安全保障推進法」(経済安保法)に基づく政策だ。その背景や意義、今後の展開について、2021年7月に着任した経済産業省の安田篤産業機械課長に話を聞いた。「経済安保法は強い産業をさらに伸ばす『攻め』の政策」と力を込める。

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