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川崎重工業

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[ロボットが活躍する現場vol.21]道半ばのロボ切削も、大きな糧に/八槻木工所

東京都板橋区の住宅街にある八槻木工所(鈴木雄一社長)は、木製の特注家具や造作家具の製作を得意にする。都内にある立地を生かし、デザイナーの作品やテーマパークの造形物、個人からの依頼も引き受ける。工場には15年前から数値制御(NC)加工機を導入するなど、設備投資にも積極的だ。2016年には産業用ロボットを使った切削加工システムを導入した。まだ、使いこなす段階にはなく道半ばだが、鈴木社長は「現段階でも導入して良かった」と話す。

[国際ロボット展 特別リポートvol.8]物流業務向けに注力/川崎重工業

「2022国際ロボット展(iREX2022)」の会場で特に多かったのが、物流向けの自動化システムだ。物流分野では自動化投資が活発で、各社が相次いで新製品を投入する。川崎重工業は今回、「安全安心リモート社会」「近未来モビリティ」「物流ソリューション」の3つのテーマで出展した。最も来場者の目を引いたのは、周囲をクリアパネルで囲った物流ソリューションだ。

愛知県でロボットPCR検査を開始/川崎重工業

川崎重工業は3月4日、愛知県の市営地下鉄黒川駅構内に検体採取ブースを開設し、PCR検査サービスを開始した。 今回の検査サービスは、政府が進める「PCR等検査無料化事業」として愛知県より認可を得て実施するもので、同社が同事業でPCR検査サービスを展開するのは東京都、兵庫県に続く3例目。同社の自動PCR検査ロボットシステムを活用し、受け付けから検体採取、検査、結果通知までの一貫した検査サービスを無料で提供する。

ロボット配送の普及に向け協会を発足/ロボットデリバリー協会

2月18日、自動配送ロボットを活用した配送サービスの普及を目指す団体、ロボットデリバリー協会が発足した。発起企業は、川崎重工業、ZMP(東京都文京区、谷口恒社長)、TIS、ティアフォー(名古屋市中村区、加藤真平最高技術責任者)、日本郵便、パナソニック、ホンダ、楽天グループの8社。まずは配送ロボットの公道走行に関する安全基準やガイドラインの策定を目指す。

[特集 国際ロボット展vol.3] ロボット事業を4倍規模に/川崎重工業 高木登 執行役員ロボットディビジョン長

「ベースは産業用ロボットで培った技術。それを応用して対象となる事業領域を広げる」と川崎重工業のロボットディビジョン長の高木登執行役員は言う。キーワードは「安全安心リモート社会」「近未来モビリティー」の2つだ。2022国際ロボット展(iREX)では自動化の遅れる物流市場にも焦点を当て実用的なソリューションを提案する。

大学病院でアーム付きロボットの実証実験を実施/川崎重工業、藤田医科大学

川崎重工業と藤田医科大学(愛知県豊明市、湯澤由紀夫学長)は2月16日、藤田医科大学病院でのアーム付きサービスロボットの実証実験を実施したと発表した。実施期間は2月4日~15日で、屋内位置情報サービスを活用し、検体搬送や入院患者の見守りができるかを検証。ロボットアームでエレベーターを操作してのフロア間移動や、カメラ機能を活用した患者の状態確認などが問題なくできることを確認した。

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