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[注目製品PickUp!vol.64]どんなものでも振るってピック!/アジリル「Asycube(アジキューブ)」

スイスを本拠地とする部品供給機(パーツフィーダー)メーカーのAsyril(アジリル)は2020年に日本法人、アジリル(横浜市緑区、波岡守社長)を設立するなど、着実に成長してきた。今回紹介するのは主力製品であるパーツフィーダーの「Asycube(アジキューブ)」。ボール型フィーダーが一般的な中、一線を画する汎用性を実現した。

SUBARUのクランクシャフト粗材の加工ラインに採用/Mujin

 Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は5月15日、群馬県にあるSUBARU(スバル)の大泉工場に同社システムが採用されたと発表した。加工ラインへのクランクシャフト鍛造粗材の投入を、Mujinのソフトウエアプラットフォーム(基盤)とばら積みピッキング知能ロボット「PickWorker(ピックワーカー)」で自動化した。

省エネ意欲の高まり契機に、提案先も組織も変えねば/SMC 高田芳樹社長

空圧機器の世界的な大手SMCは近年、エンドユーザーに向けた自動化システムの省エネ提案に注力する。モノのインターネット(IoT)などを駆使した空圧機器の制御だけでなく、空圧式の対極ともいえる電動式シリンダーへの置き換えも含めた全体最適も提案する。高田芳樹社長は「主に2つの側面から、環境意識や省エネへの関心が高まっているのは間違いない。これを好機に、わが社も提案先や組織を変えたい」と意気込む。

協働ロボットフェアで周辺機器やソリューションが一堂に/ユニバーサルロボット

デンマークの協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボット(UR)の日本支社(東京都港区、山根剛代表)は4月23日と24日の2日間、東京都港区の東京都立産業貿易センターで「UR協働ロボットフェア2024」を開催した。同フェアは昨年名古屋で初開催され、都内での開催は今回が初。2日間で約900人が来場し、出展者からは「協働ロボットの導入に強い意欲を持った来場者ばかりで、具体的な相談も多い」との声が聞かれた。

埼玉営業所を開設し、配膳ロボットなど提案/HCI

ロボットのシステムインテグレーターのHCI(大阪府泉大津市、奥山浩司社長)は5月15日、埼玉県上尾市に埼玉営業所を開設する。住所は埼玉県上尾市愛宕1-16-13、営業所長は松本亮氏。埼玉営業所では配膳ロボットや搬送ロボットを中心に扱う。「近年は配膳ロボットが工場で使われるケースも多い」と奥山社長は話す。

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