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特集・トピックス

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大阪で測定の自動化・省人化を提案/東京精密

大手測定機器メーカーの東京精密は2月8日と9日の2日間、大阪府吹田市の大阪営業所ショールームで自社展示会「プライベートショー2018 in Winter」を開催した。2日間合計で715人が来場し、熱の入った商談が繰り広げられた。自動化・省人化の提案に力を入れ、協働ロボットを使った自動測定システムなども複数展示し、注目を集めた。

[特集SIerになろうvol.13]ロボット産業のこれまでとこれから/小平紀生氏

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)が注目を集めている。参入を表明する企業が増え、昨年には日本ロボット工業会(会長・橋本康彦川崎重工業取締役)内にFA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)が発足した。SIerが表舞台に出てきたことで、これからのロボット産業はどうなるのか――。 [特集SIerになろう]の最後を締めくくるvol.13では、ロボット工業会やSIer協会で要職を務める小平紀生氏に、これまでの歴史や今後の展望を聞いた。

[特集SIerになろうvol.12]SIerの負担を減らす製品が続々登場!

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)が足りない――。それならば、SIerの手間が最小限で済むような製品の開発も重要だ。ロボットと周辺機器がある程度までパッケージ化してあれば、1から始めるよりもはるかに短い時間でロボットシステムを立ち上げられ、SIerはより多くの案件をこなせるようになる。それでもSIerの手が回らない場合は、導入する企業自身がシステム構築することもできる。人工知能(AI)技術や独自のプログラミング方法により動作プログラムの作成も簡単だ。[特集SIerになろうvol.12]では、SIerの負荷を軽減するパッケージ製品の中から、工作機械メーカーのオークマとFUJIによる2製品を取り上げ、その特徴や使い方を紹介する。

インドでBFWと提携/ユニバーサルロボット

デンマークに本社を置く協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボットは2月4日、インド南部に位置する大手工作機械メーカー、バファラト・フリッツ・ウェルナー(BFW)と提携すると発表した。インド市場は最近、急成長を遂げている。中でも、その成長を支えているのは中小企業だ。ユニバーサルロボットは中小企業の支援を強化するため、BFWとの提携に踏み切った。

[特集SIerになろうvol.11]SIer育成の施設が全国各地に次々と

行政や公的機関の支援で産業用ロボットのショールームや研修施設の開設が全国で相次ぐ。システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)育成を目的に研修会や講座を施設で開くケースも多い。中小規模のSIer企業は各地域に根付いて活動するため、全国各地への産業用ロボットの普及には地場のSIerの強化が欠かせない。2017年の経済産業省の補助金事業「ロボット導入促進のためのシステムインテグレータ育成事業」での事例や、公的団体が主体で運営する施設を中心に取り組みを紹介する。

[特集SIerになろうvol.10]SIer機能を獲得する商社【その2】/山善

工場の自動化(ファクトリーオートメーション=FA)機器に強い商社が、調達力やスケールメリット、物流網などの強みを生かし、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)業界に参入するケースが増えた。参入のアプローチはさまざまで、「特集SIerになろうvol.9」として前回取り上げたユアサ商事はSIerの新会社を立ち上げ、今回紹介するvol.10の山善は社内に専門の部署を創設した。戦略に違いはあるが、設備メーカーや既存のSIer、顧客の間に立ち、できることを少しずつ拡大しようと注力する点は同じ。人材不足という共通の課題も抱えるが、すぐそこにある需要を獲得するための投資を継続する。

[特集SIerになろうvol.9]SIer機能を獲得する商社【その1】/ユアサ商事

工場の自動化(ファクトリーオートメーション=FA)機器に強い商社が、調達力やスケールメリット、物流網などの強みを生かし、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)業界に参入するケースが増えた。参入のアプローチはさまざまで、「特集SIerになろうvol.9」として今回取り上げるユアサ商事はSIerの新会社を立ち上げ、vol.10の山善は社内に専門の部署を創設した。戦略に違いはあるが、設備メーカーや既存のSIer、顧客の間に立ち、できることを少しずつ拡大しようと注力する点は同じ。人材不足という共通の課題も抱えるが、すぐそこにある需要を獲得するための投資を継続する。

先の見えない時代の投資とは?日本市場開拓に本腰【後編】/ユルゲン・フォン・ホーレン ユニバーサルロボット社長

デンマークに本社を置くユニバーサルロボット(UR)が、日本支店を大幅に拡張するなど、日本市場の開拓に本腰を入れ始めた。URは安全柵なしで人と同じ空間で働ける協働ロボットのパイオニアで、世界トップシェアを誇るメーカーだ。ユルゲン・フォン・ホーレン社長は「設備投資に二の足を踏んでしまうような先の見通せない時代だが、われわれにとっては好機」と話す。その真意を聞いた。

溶接ロボット「MOTOMAN-SPシリーズ」に高速作業タイプを追加/安川電機

安川電機は、スポット溶接向けロボットシリーズ「MOTOMAN-SP」に、高速での作業に特化した「MOTOMAN-SP180H-110」を追加した。最大可搬質量180kgの「MOTOMAN-SP180H」をベースに開発し、可搬質量を110kgまで下げた代わりにアームがより機敏に動く。アームが届く範囲は2702mmと変わらず、軽い溶接用スポットガンで広範囲に溶接する作業を効率化できる。

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