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トップメーカーの社長が明かす「最強の人材活用法」【前編】/安川電機 小笠原浩社長

産業用ロボット、サーボモーター、インバーターの世界的な大手メーカー安川電機。小笠原浩社長自らが「人づくり推進担当」を務めるほど、人材の活用や育成に力を入れている。小笠原社長が先頭に立って実施する“働き方改革”の肝は「権利と義務、平等と公平、自由と責任のバランスが取れた評価制度にし、やりがいのある会社にすること」と言う。

ロボット用ソフトで働き方を革新――浜松発スタートアップが目指す未来【後編】/リンクウィズ村松弘隆取締役

リンクウィズ(浜松市中区、吹野豪社長)は2015年3月に創業したスタートアップ企業(新しいビジネスモデルで短期間での急成長を目指す新興企業)。ロボットダイジェスト編集部は今回、創業メンバーの一人である村松弘隆取締役にインタビューを実施した。「人の業(わざ)を受け継ぐロボティクスで働き方を革新する」とのミッションを掲げ、これを実現するために産業用ロボット用の画期的なソフトウエアを2つ開発した。同社はこれら2つの製品などを生かし、何を実現したいのか。後編では会社設立の経緯に加え、同社が思い描くビジョンを詳しく聞いた。

欧州スロベニアに産業用ロボットの新工場が完成/安川電機

安川電機はスロベニアのコチェービェ市に産業用ロボットの生産拠点を新たに設立した。2019年の1月に生産を開始し、4月8日に竣工(しゅんこう)式を開いた。建築面積は1万2500㎡、21年には生産能力が月500台になる計画だ。日本、中国に続く3番目の拠点となる。欧州の他、中東やアフリカにも産業用ロボットの迅速な供給が可能になる。

ロボット用ソフトで働き方を革新――浜松発スタートアップが目指す未来【前編】/リンクウィズ村松弘隆取締役

浜松駅から車で約10分。閑静な住宅街の中にリンクウィズ(浜松市中区、吹野豪社長)の本社がある。同社は2015年3月に創業したスタートアップ企業(新しいビジネスモデルで短期間での急成長を目指す新興企業)。「人の業(わざ)を受け継ぐロボティクスで働き方を革新する」とのミッションを掲げ、これを実現するために産業用ロボット用の画期的なソフトウエアを2つ開発した。2つの製品は、自動車産業の溶接の分野で注目を集めているという。ロボットダイジェスト編集部は今回、創業メンバーの一人である村松弘隆取締役に、製品の特徴や創業の経緯、同社が目指すビジョンなどを聞いた。前編では主に2つの製品の特徴を紹介する。

創業者がMBO、75億円の資金調達も/MUJIN

知能化コントローラーなどを開発するロボットベンチャー企業のMUJIN(東京都墨田区、滝野一征最高経営責任者〈CEO〉)は4月9日、東京大学エッジキャピタル(東京都文京区、郷治友孝社長)が保有するMUJINの株式の全数(33%)を、共同創業者である滝野CEOとデアンコウ・ロセン最高技術責任者(CTO)が取得したと発表した。取得日は2月13日。今回の株式取得はマネジメント・バイアウト(MBO、経営陣による企業買収)という手法で、経営の自由度を確保でき、短期的な利益にとらわれない意思決定が可能になる。

小型・軽量のアーム搭載用ビジョンセンサーを開発/NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はYOODS(ユーズ、山口市、原田寛社長)と共同で、ロボットのアームに搭載するための小型のビジョンセンサー「YCAM3D」を開発した。YCAM3Dは「ステレオ位相シフト方式」と呼ばれる方式で3次元的に物体を認識する。同方式を採用した3次元ビジョンセンサーの中では世界最小・最軽量(ユーズ調べ)という。
 YCAM3Dをロボットに搭載することで、天井にビジョンセンサーを設置するよりも精度の高いピッキングが可能になる。対象物に近づいて撮影

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