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特集・トピックス

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倉庫の完全自動化を目指す、SMITH & LOGISTICSを設立/TRUST SMITH

TRUST SMITH(トラストスミス、東京都文京区、渡辺琢真社長)は10月12日、関連会社「SMITH & LOGISTICS(スミス・アンド・ロジスティクス)」(東京都文京区、渡辺琢真社長)を設立したと発表した。トラストスミスは障害物回避のアルゴリズム(計算方法)や、自動搬送ロボット、自動搬送トラックの開発で、製造業の課題解決に取り組むベンチャー企業だ。

メモリトレース機能搭載のAGVを発売/Doog

移動ロボットメーカーのDoog(ドーグ、茨城県つくば市、大島章社長)は10月6日、無人搬送車(AGV)「サウザー」シリーズの新製品、「サウザーベーシック」を26日に発売すると発表した。コンセプトは「簡単導入」「自由自在」「多様環境対応」。本体のジョイスティックを使用する手動操作機能や、正面にいる人や物に追従する自動追従機能に加え、記憶させた経路を自動走行する「メモリトレース」機能を新たに搭載した。

URに続きテックマンも! 協働ロボ向けハンドを拡充/CKD

FA(ファクトリーオートメーション=工場の自動化)トータル機器メーカーを目指すCKDは、協働ロボット向けのロボットハンドのラインアップ拡充に力を注ぐ。2020年2月に発売したデンマークのユニバーサルロボット(UR)用の空圧式ハンドに続き、第二弾として台湾の達明機器人(テックマンロボット)用のハンドも10月に発売した。人と同じ空間で作業できる協働ロボットに搭載されるだけあり、ハンドの使いやすさだけではなくデザインにもこだわった。

食品・医療分野への普及を加速、Codian買収/ABB

スイスに本社を置くABBは10月2日、Codian Robotics(コディアンロボティクス)を買収したと発表した。コディアンロボティクスはオランダに本社を構える、パラレルリンクロボットのメーカーだ。食品加工の分野でも使われる衛生面に配慮したロボットを開発しており、この買収でABBはパラレルリンクロボットの食品や医療分野への普及を加速させる。

テーマは飲食や食品製造、ウェブセミナー開催/東京都中小企業振興公社

東京都中小企業振興公社は第4回と第5回の「ロボット導入・活用セミナー」を、それぞれ10月16日と11月2日に開く。ウェブ会議システムを使ったウェブセミナーとして開催する。第4回は飲食業でのロボット導入をテーマに設定。さまざまな調理ロボットシステムを開発するコネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也社長)の佐藤泰樹取締役が「中小飲食業におけるロボット導入の可能性」をテーマに講演する。

ティーチングレスのパレタイズシステムを発表/JRC

コンベヤーなどの搬送装置メーカーでロボットシステムの開発も手掛けるJRC(大阪市西区、浜口稔社長)は10月7日、ロボットに動作を覚えさせるティーチングが不要で簡単に導入できる「ロボットパレタイズシステム」を発表した。同日から大阪市住之江区のインテックス大阪で開催されている「第23回関西機械要素技術展」で実機を披露し、11月1日に販売を開始する。

台湾テックマンの協働ロボを日本市場に/SSI

SSI(浜松市中区、小笠原誠社長)は台湾の達明機器人(テックマンロボット)の正規代理店で、協働ロボット「TMシリーズ」を日本市場で販売する。TMシリーズの内部構造を熟知している強みを生かした、きめ細やかなサポートを顧客に提供する。販売パートナーの開拓と大口顧客の深耕の2つの方向から拡販に努める考えで、小笠原社長は「ゼロからスタートなので伸びしろしかない」と期待を寄せる。

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