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特集・トピックス

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国内外の展示施設をリニューアルし拡販に注力/伊東電機

モーター内蔵型ローラー(MDR)を使った搬送システムを製造、販売する伊東電機(兵庫県加西市、伊東徹弥社長)は5月27日、本社工場内の展示施設「イノベーションセンター」をリニューアルした。6月12日には展示施設「テックセンター北関東」をリニューアルし、海外のテックセンターもリニューアルを予定している。国内外の展示機能を強化して販売に力を入れ、2025年度には売上高300億円を目指す。

戦略的投資の一環で、米国ミシガン州に新拠点を竣工/ファナック

ファナックは7月12日、米国現地法人のファナックアメリカが米国ミシガン州のオーバーンヒルズに新拠点「ウエストキャンパス」を竣工(しゅんこう)したと発表した。土地面積は約27万㎡で、投資額は1億1000万ドル(約170億円)。新拠点では顧客のニーズに合わせてカスタマイズした自動化システムを提供する他、6000台以上のロボットと保守部品を迅速に供給するための倉庫も備えた。

切削加工用ロボットシステムの市場拡大へ、「ロボット加工技術研究会」発足

システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のトライエンジニアリング(名古屋市守山区、片山誠二社長)や切削工具メーカーのイワタツール(同、岩田昌尚社長)など8社が、「ロボット加工技術研究会」を7月4日付で発足した。切削加工用ロボットシステムの技術開発を推進し、認知度向上や市場拡大につなげるという。同日から開幕した産業用ロボットや自動化システムの専門展「ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024」の会場で会見を開き、発足の狙いや今後の取り組みについて報道関係者らに発表した。

住宅の3Dプリント用ロボットアームを3台導入/セレンディクス

セレンディクスは7月17日、住宅の3Dプリント(積層造形)用ロボットアーム3台を導入したと発表した。同社と協力会社の新昭和(千葉県君津市、松田芳己社長)、タマキハウジング(那覇市、玉城英之社長)に設置する。既に稼働中のガントリータイプと比べ、新たに導入するロボットアーム型は高速出力が可能で細かな造形にも対応する。年末までに協力会社と合わせ、住宅用3Dプリントシステムを12台まで増やす計画だ。

[ショールーム探訪 vol.25]「分かりやすい展示」をコンセプトに/疋田産業「金沢ロボットセンター」

ロボットダイジェストの記者が読者に代わってショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。25回目は、工作機械やFA(ファクトリーオートメーション、工場の自動化)機器などを取り扱う専門商社の疋田産業(石川県白山市、疋田弘一社長)が金沢市に開所した「金沢ロボットセンター」を訪ねた。「分かりやすい展示」をコンセプトに、ショールームには複数のメーカーの多関節ロボットを7台設置。ロボット導入に関心のある地元北陸の企業などが気軽に立ち寄り、ロボット関連の情報を収集できる施設だ。

大盛況の3日間、計4万6000人以上が来場/ロボットテクノロジージャパン2024

7月4日~6日の3日間、愛知県常滑市のアイチスカイエキスポで、ロボット・自動化の専門展「ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024」が開かれた。会期中は猛暑に見舞われたが入場行列ができるほど盛況で、3日間合計で前回展比1割以上の増加となる4万6405人が来場した。中部地方はロボットを既に使っている企業も多いが、まだまだ自動化が進んでいない現場も多い。その市場を深耕するため、会場では自動化の裾野を広げるような提案が目立った。

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