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[新春インタビュー]ロボットは“つながる”ことで飛躍的に進化する【前編】/ファナック稲葉善治会長兼CEO

新春企画の第2弾は、ファナックの稲葉善治会長兼最高経営責任者(CEO)への特別インタビュー。製造業の自動化を追求する同社は、工作機械用CNC(数値制御)装置および産業用ロボットでトップクラスのシェアを誇る世界的メーカーだ。CNC装置や産業用ロボットの他に、製造業向けのモノのインターネット(IoT)プラットフォーム「FIELD system(フィールドシステム)」も提供する。稲葉会長兼CEOに、同社のロボット事業やIoT戦略について語ってもらった。

[SIerを訪ねてvol.3]生産ライン全体まで踏み込んだ構築を【後編】/豊電子工業

本連載3回目はシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)大手の豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)を訪ねた。1981年からSIerとして活躍する同社は、国内だけでなく北南米、アジア、欧州と世界中に活躍の場を広げる。産業用ロボットが注目される中、技術開発の部門に力を入れ、ロボットだけでなく加工など幅広い要素技術の知見を深める。機械まで含めて一括で受注し、生産ライン全体の構築を請け負う「メガインテグレーター」を目指す。

[SIerを訪ねてvol.3]生産ライン全体まで踏み込んだ構築を【前編】/豊電子工業

「SIerを訪ねて」の3回目は、産業用ロボットのエンジニアリングで40年以上の歴史を持つ、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)大手の豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)を訪ねた。自動車の部品加工からスタートし、1981年からSIerとして活躍する同社は、国内だけでなく北南米、アジア、欧州と世界中に活躍の場を広げる。グループ年間800台を扱える会社の規模、そしてシステムの設計、製作、調整、設置までを一貫して引き受けられる多彩な人材が強みだ。

ロボット、どこに置く?工作機械展に見る最新動向【前編】/JIMTOF2018

金属加工の業界でも産業用ロボットの普及が急速に進む。11月1日~6日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた工作機械の専門展「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」でも、各メーカーはこぞって産業用ロボットを組み込んだ自動加工システムを提案した。大手はもとより、中堅や中小メーカーでも産業ロボットを使った展示が目立った。各社のスタンスが分かれたのが、「ロボットをどこに置くか」だ。

[注目製品Pick Up!vol.2]業界最大35kg可搬はだてじゃない/ファナック「CRシリーズ」【後編】

“緑のロボット”とも呼ばれるファナックの協働ロボット「CRシリーズ」。2015年に発売した「CR-35iA」は最大可搬重量35kgを誇る。また近年は、協働ロボットとモノのインターネット(IoT)技術、人工知能(AI)技術の融合にも力を入れる。「IoT、AIがあれば協働ロボットをより柔軟に運用できる。人・機械・ロボットが連携する世界を実現したい」と稲葉清典専務は言う。

[注目製品Pick Up!vol.2]業界最大35kg可搬はだてじゃない/ファナック「CRシリーズ」【前編】

“緑のロボット”とも呼ばれるファナックの協働ロボット「CRシリーズ」。他メーカーでは最大可搬重量10kg程度の協働ロボットが多いが、2015年に同社が協働ロボットとして初めて発売した「CR-35iA」は最大可搬重量35kgを誇る。「想像以上に難易度が高く、要素技術から自社開発した。全社の技術を結集したプロジェクトだった」と稲葉清典専務は語る。

米国展示会で見た!自動化提案の最前線/米国国際製造技術展(IMTS)【後編】

2018年9月に米国シカゴで開催された工作機械見本市「IMTS2018(通称シカゴ・ショー)」では、出展者各社の自動化システムの提案が花盛りだった。前編ではIMTSの概要や米国の自動化ニーズの高さ、大手工作機械メーカーの提案を紹介した。後編は中堅規模のメーカーの独自色のある自動化システムや、周辺機器メーカーによる提案を取り上げる。

米国展示会で見た!自動化提案の最前線/米国国際製造技術展(IMTS)【前編】

米国最大級の工作機械の展示会「米国国際製造技術展(IMTS)2018」が2018年9月10日~15日の6日間、イリノイ州シカゴで開催された。6日間で過去最高の12万9415人が来場し、大いににぎわった。今回のIMTS2018では、人手不足が深刻な北米市場のソリューションとして、ロボットなどと工作機械を組み合わせた自動化システムの提案が圧倒的に目立った。

[JIMTOF2018速報 vol.1]日本最大の工作機械展でロボット提案に脚光/日本国際工作機械見本市

11月1日から6日までの6日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで、日本最大の工作機械展「第日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」が開かれている。「世界3大工作機械展」の一つに数えられ、国内外の製造業の関係者ら10数万人が来場するビッグイベントだ。ロボットと一体化した工作機械を展示の目玉に打ち出す企業が多く、ロボットシステムを展示したブースには黒山の人だかりができた。注目を集めた展示の一部を、現地からの速報としてお届けする。

[SIerを訪ねてvol.1] 食品向け開拓し、組み合わせ技術磨く/オフィスエフエイ・コム【前編】

オフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)は、グループ全体で400人近い社員を擁する大手のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。ロボットシステムの構築や各種専用機の製造のほか、物流企業向けの在庫管理ソフト「WAREHOUSE(ウエアハウス)シリーズ」を開発・販売するソフトウエアメーカーの顔も持つ。「ロボットSIerの大半は機械に強いが、当社は機械よりも電気やソフトウエアに強みを持つ。このようなSIerは珍しい」と飯野社長は話す。

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