[実践! リスキリング:第1シリーズ]第2回:あっという間に、3Dモデルがぐーるぐる♪
職業能力の再開発を指す「リスキリング」の重要性が叫ばれる。近年はデジタルトランスフォーメーション(DX)に順応するために、従業員にデジタルスキルの習得を促す例が多い。そんな流行に乗り、「実践! リスキリング」では、担当記者がスキルの習得に挑む。ロボットシステムや自動化設備の設計にもよく使われる3DCADソフトウエア。そのメーカーのiCAD(東京都港区、大宮豊広社長)の「iCAD SX 集合教育」が始まった。以前から、取材時に3DCADソフトの操作を見るたびに、華麗なマウスさばき(?)に憧れていた。受講を始めると、あっという間に3Dモデルを回転させられた。
<前回までのあらすじ>
加工シミュレーションなどで3Dモデルを目にする機会が増え、それらを作成する3DCADソフトに興味を持つ。
そこでiCADの「iCAD SX 集合教育」を受講することに。まずは講習前にiCADの沿革や特徴を学んだ。
前回記事はこちらから
今回は3人で受講
業務フローの9段階に沿って
講習は、基本的に座学後にすぐ実践するスタイルで進んでいく。
座学では講習用のテキスト本や講師の操作を見る。そして、それを貸与されたパソコンで実践する。
大きな区切りの際には実践問題も用意され、自身で振り返りながら解いていく。まず、そのテキスト本の分厚さに驚いた。
講習では最初にソフトの基本的な操作方法を学ぶと、以降は新規で設備を設計する際に同社が推奨する業務フローの9段階を順番に学んでいく。
そのフローとは、①大まかな形状の「3Dモデルの作成」②詳細な穴やねじなどを配置する「形状編集」③それぞれのユニットや部品ごとに役割や素材などを決めていく「パーツ定義」④ユニットや部品を一つ一つのファイルに書き出す「別ファイルへのバラシ」⑤それらを2Dの形状図にする「図面化」⑥さらに寸法などを書き込む「製図」⑦その後に微調整をする「設計変更」⑧変更を図面に反映させる「図面更新」⑨確定させる「出図」——の9段階だ。

