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　ロボット自動倉庫システムなどを開発するROMS（ロムス、東京都品川区、前野洋介社長）は９月８日、財務基盤の強化と事業拡大の加速を目的に総額13億円の資金調達を実施したと発表した。

　2022年にも出資したDNX Ventures（ベンチャーズ）など既存のベンチャーキャピタルに加え、今回新たにMonoful Venture Partners（モノフル・ベンチャー・パートナーズ）も参加。4社の金融機関もベンチャーデット（資本と負債の両面を併せ持つ調達形式）などで出資する。

　「物流業界の労働力不足、作業効率改善という現場の課題を、自動倉庫、無人搬送車（AGV）、ロボットピックを柔軟に組み合わせることが可能な小型で拡張性に優れた独自のシステムで解決するROMSのソリューションのさらなる拡大により、日本の物流・製造現場の競争力強化につながることを引き続き期待している」とDNXベンチャーズの倉林陽マネージングパートナー兼日本代表はコメントを発表した。