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2024.01.19

産業用ロボット向けの小ロット品の製造や開発を強化/国盛化学

 プラスチック部品を製造する国盛化学(愛知県小牧市、塩谷陽一社長)は2023年12月22日、センチュリーイノベーション(東京都中央区、浅霧敦生社長)製の小型低圧成形機と、樹脂型を製作できる安田工業(岡山県里庄町、安田拓人社長)製の切削加工機「Labonos (ラボノス)」を導入したと発表した。

安田工業製のLabonos LDR 200

 同社は主に車載用や物流コンテナ用のプラスチック部品などの製造を手掛ける。 従来は大量生産を得意としてきたが、今回新たに小型低圧成形機とラボノスを導入したことで、産業用ロボット向けの小ロット品の製造や開発も強化していく。また、それら設備を自社製品の製作や、プラスチック廃材を加工してより価値の高い製品を生み出すアップサイクルにも生かす。

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