生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

2021.04.13

イスラエルAIベンチャーと子会社新設/武蔵精密工業

武蔵精密工業の大塚浩史社長(右)とシックスアイのラン・ポリアキン最高経営責任者(写真は2019年のMusashi AI設立発表時)

 自動車部品メーカーの武蔵精密工業は4月12日、イスラエルの人工知能(AI)ベンチャー企業SixAI(シックスアイ)との合弁で、子会社634AIを設立すると発表した。出資比率は武蔵精密工業が51%、シックスアイが49%。

 武蔵精密工業とシックスアイでは2019年に、生産現場にAIを普及させるためMusashi AI(ムサシエーアイ、愛知県豊橋市、村田宗太代表)を設立し、AI技術を応用した外観検査システムの販売や無人搬送車(AGV)の開発をしてきた。ムサシAIは引き続き外観検査システムを販売し、今回設立した634AIがAGVや多数のAGVを集中制御するコントロールシステムの開発を担うことで、早期の事業化を目指す。

TOP