新会社を設立し、AI・IoT・クラウドでDXを推進/DMG森精機、WALC
大手工作機械メーカーのDMG森精機は7月15日、100%出資の子会社WALC(ウォルク、東京都渋谷区、桜井努社長)を設立したと発表した。2017年にDMG森精機内に開設した「先端技術研究センター」を子会社として独立させたもので、設立日は4月20日。IT企業も多く立地する渋谷区に拠点を構え、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX=デジタル技術による変革)を推進するソフトウエアサービスを提供する。
先端技術研究センターを発展改組
自律移動ロボットの制御技術も開発
他にも、画像認識技術で基盤の検査をするシステムや、機械の予兆保全を行うシステムなどを開発する。 「今は長期インターンを含めスタッフは15人ほどだが、3年で30人規模にしたい。3年後に黒字化し、10年後には売り上げ100億円規模を目指す」と桜井社長は語る。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)
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