協働ロボットの活用セミナーと見学会をIDECファクトリーソリューションズで開催/長野県産業振興機構
長野県内の企業支援や地域の産業振興に取り組む長野県産業振興機構(NICE)は、9月22日、協働ロボットシステム構築を支援するシステムインテグレータ(SIer、エスアイアー)のIDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)で協働ロボットの活用セミナーと見学会を開催した。参加者は座学と実機の見学を通じ、協働ロボットへの理解を深めた。
テーマは協働ロボット
NICEは9月22日、「協働ロボット活用に向けて」をテーマとしたセミナーと見学会をIDECファクトリーソリューションズの本社で開催。協働ロボットに関心を持つ長野県内の製造業各社から27人が参加した。 セミナーの冒頭には、IDECファクトリーソリューションズの武仲社長や鈴木正敏取締役らが登壇し、会社概要や協働ロボットの特徴などを紹介。続いて、セーフティー推進部の岡田和也部長が協働ロボットユーザーの安全確保について解説した。協働ロボットは適切なリスクアセスメント(リスクの分析と対処)による対策を講じれば、安全柵なしで人と同じ空間で作業できる。そのため、岡田部長は「SIerとロボットユーザーがリスクについてしっかりと話し合うことが重要」と強調した。