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2021.12.09
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[ショールーム探訪vol.2]幅広いメーカーの協働ロボット、AGVが一堂に【前編】/オリックス・レンテック「Tokyo Robot Lab.」

多様な誘導方式を比較可能

複数の誘導方式のAGVを展示する

 奥には、AGVのデモンストレーションができるコーナーがある。  オムロンの「モバイルロボットLDシリーズ」や、日本電産シンポ(京都府長岡京市、西本達也社長)の「S-CART(エスカート)100」、ZMP(東京都文京区、谷口恒社長)の「CarriRo(キャリロ)」などがそろう。  周辺環境を認識して自律的に移動できるSLAM(スラム)方式や、人の後ろを付いてくる追従方式、床面に張ったQRコードを読み取る方式など、さまざまな誘導方式の製品をラインアップする。  以前は協働ロボットを展示する「トーキョー・ロボット・ラボ1」、とAGVを展示する「トーキョー・ロボット・ラボ2」に分かれていたが、2020年10月にラボ1を拡張して統合。現在は一カ所で両方の製品を見ることができる。

「主要なメーカーの製品を一度にチェックできる」と伊井俊輔ロボット事業推進チームリーダー

 オリックス・レンテックでは、協働ロボットやAGV、その他ロボットなど合わせ、16メーカー39機種を扱っており、その一部を展示する。  「ロボットハンドやツールチェンジャーメーカーとコラボした周辺機器の展示もあり、ここに来ていただくだけで主要なメーカーの製品を一度にチェックできる」と事業戦略本部事業開発部の伊井俊輔ロボット事業推進チームリーダーは語る。  前編ではトーキョー・ロボット・ラボの概要を紹介した。後編では、訪問時に見せてもらったデモンストレーションや、協働ロボットの操作体験の感想などをお届けする。

――後編へ続く (ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)

施設概要 名称: Tokyo Robot Lab. 所在地:東京都町田市金森3-25-3 予約方法:公式ウェブサイト内のお問い合わせフォームから 関連記事:[ショールーム探訪vol.2]幅広いメーカーの協働ロボット、AGVが一堂に【後編】/オリックス・レンテック「Tokyo Robot Lab.」

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