2021.03.05
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ロボットを事業の柱に、アプリケーション提案で国内市場深耕【前編】/セイコーエプソン内藤恵二郎執行役員

「高密度化」で強み生かす

床面と天井面にそれぞれロボットを配置したシステム

――開発の方針は?  開発面では引き続き高速・高精度な動作やセンシング技術に磨きをかけ、世界ナンバーワンのシェアを誇るスカラロボットのシェアをさらに圧倒的にしていきたいと考えています。手のひらサイズのスマホの中には、小さな部品がびっしり詰め込まれているように、今後さまざまな製品で「高密度化」が一層進むと考えています。高密度な製品の組み立てには、高精度なロボットが必要です。そうした作業では、プリンターやウオッチ事業で鍛えられたエプソンのロボットの強みが生かせます。また、垂直多関節ロボットの新製品や、動作プログラムの作成を簡単にする機器・機能なども開発を進めています。 ――なるほど。それではそれらの新製品・新機能や、今後の販売戦略などについて、後編でうかがえればと思います。

(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)

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