
[ショールーム探訪vol.37]工程間搬送に多種多様な搬送ロボットを提案/日伝「&N LABO OSAKA EAST2 SITE」
日伝は昨年12月、「&N LABO OSAKA EAST2 SITE(アンドエヌ・ラボ・オーサカ・イースト2サイト)」をオープンした。工程間搬送の自動化提案をテーマに、さまざまな誘導方式の自律走行型搬送ロボット(AMR)や無人搬送車(AGV)を展示する。AMRの構成部品を展示するコーナーも用意し、顧客の要望をもとにAMRの開発ができる共創の場としても活用する。
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日伝は昨年12月、「&N LABO OSAKA EAST2 SITE(アンドエヌ・ラボ・オーサカ・イースト2サイト)」をオープンした。工程間搬送の自動化提案をテーマに、さまざまな誘導方式の自律走行型搬送ロボット(AMR)や無人搬送車(AGV)を展示する。AMRの構成部品を展示するコーナーも用意し、顧客の要望をもとにAMRの開発ができる共創の場としても活用する。
ファナックは5月、ロボットの遠隔操作システムを開発したと発表した。ハンドガイドを取り付けた「リーダーロボット」を人が手で動かすと、「フォロワーロボット」が同様の動きをする。
マテリアルハンドリング(マテハン)機器メーカーのオカムラは5月、倉庫最適化システム「Optify(オプティファイ)」を発売する。倉庫や物流センター内の作業を効率化する倉庫管理システム(WMS)に、意思決定や現場改善をサポートするビジネスインテリジェンス(BI)機能を一体化した。作業進捗(しんちょく)の可視化や人工知能による作業量予測ができる。
標準機械部品やジグ(補助器具)を開発、製造、販売するイマオコーポレーション(岐阜県関市、今尾任城社長)が、マシンテンディング(工作機械などに加工物を着脱する作業)向けの自動化提案に力を入れている。人でもロボットでも簡単に加工物をクランプ(固定)できるジグの新製品やロボット用ハンドチェンジャーといった自社の商材を生かし、「ヒトとロボットの共存」を訴求する。
デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR)は5月13日、米国ミシガン州デトロイトで開催されている展示会「Automate(オートメート)」で協働ロボットの新製品「UR15」を発表した。同日受注を開始し、6月からの出荷を予定する。
GEクリエイティブ(名古屋市東区、畠山丈洋社長)は総菜や弁当などを製造する食品工場向けに自律走行型搬送ロボット(AMR)を開発した。冷蔵庫や冷凍庫などの低温環境と常温環境をまたいだ搬送が可能で、動的な環境でも自己位置を高精度に推定できる。
名古屋市港区のポートメッセなごやで4月9日~11日の3日間、製造業の専門展「第10回ものづくりワールド名古屋」が開催された。会場では、搬送ロボットを使った工程間搬送の自動化提案などが注目を集めた。
早稲田大学からスピンアウトして創業したXELA Robotics(ゼラロボティクス、東京都新宿区、シュミッツ・アレクサンダー最高経営責任者<CEO>)は、ロボットハンド用の触覚センサー「uSkin(ユースキン)」を製造、販売する。ワーク(対象物)との接触面にかかる力を高感度に検出でき、つぶれやすい卵なども安定して把持できる。アレクサンダーCEOは「人の手作業のような繊細な動きを、ロボットでもできるようになる」と語る。
デンマークに本社を置く協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は4月22日、国内でのサービス体制を強化すると発表した。国内にサービスハブ(修理施設)と部品倉庫を新たに開設するとともに、従来は代理店が担っていたアフターサービスを同社が直接提供できる体制を整えた。
日本ロボット工業会(JARA、会長・橋本康彦川崎重工業社長兼最高経営責任者)は4月24日、2025年第1四半期(1~3月期)の会員ベースの産業用ロボットの受注額や生産額を発表した。